5月は世界8位でした
Magic Spellslingersの5月ランク戦で世界8位でした!わーい!
とはいえ(とはいえ?)僕はMagic: the Gatheringで言うところのSpikeよりもJohnny側のプレイヤーです。
なので、一つのデッキを極めててっぺん取る!というよりも、毎月(自分にとって)新しいデッキを組んで色んなシナジーを試しているうちにランキングに載っていた、というような表現の方が個人的にはしっくりくるのでそういうことにしといて下さい。
そんな訳で、せっかく作った愛着のあるデッキたちを忘備録的に毎月noteに残していこうと思います。
先月4月に世界42位に載ったデッキはこちら。
それでは行きましょう!
黒タッチヤンリン
デッキコード
DV1H4sIAAAAAAAAC23PKw6AQBADUM9pOr+dsXgkgaD2/rcAwQIJdU80TXvM07L2fZNekEEBCM2VEKjBKCMEkjHBKErYwBiehCaNUOWeox3+3pR4stYIw4sQYT9evZkfnmM+oBVXAQAA
ミシックレート 2000→2200 まで上げたデッキ。詳しいデッキ解説は前回の記事に書いてます。
前回デッキの課題として罠やスペルを増やしてマナリソースの無駄を無くす、といったものがありましたが、前回の記事を書いた後このデッキを握るのを辞めてしまったので特に改善は出来ていません。
ただ、現環境では飛行持ちや到達持ちのカードがあまり多くなく、止める手段の少ない飛行持ちは環境に対する答えの一つであるといった印象があります。
アグロに対するチューンナップが十分であれば、Tier上位も狙えるでしょう。(ただ、そもそもマッチアップ単位で環境に多いナヒリがキツイのでかなり根本的なチューニングが必要な気がします。)
アーティファクトラル
デッキコード
DV1H4sIAAAAAAAAC23QKxKAMAxFUc9q8mnSRuLBAAMy+98FVDBlSNxx787b5mk5/DrRG9pLqZxQpQaSg1AgOkDLSCUj1IxICblxQjQJfHIMAvuwJFTjhIX1x3XvOYOg46jy4Q30h27fVwEAAA==
ミシックランク 2200→2700 まで上げたデッキ。《トレイリアのアカデミー》の軽減効果を用いて1ターン目に《思考の挑発者》を《修繕》することで、強力なアーティファクトを序盤から相手に押し付けることを目的としたデッキを組むところからスタートしました。
実際に組んでみると、アーティファクト主体に組んだデッキは中速のリソース勝負に持ち込めると強いものの、ボードアドバンテージが取れずに押し切られて負ける試合が多いといった壁にぶち当たりました。
そんな時にプールを見回して見つけたこのカード、《丸砥石の悪鬼》に白羽の矢が立ちます。
2/3/2と簡単に除去されそうなスタッツですが、ヘルス2が除去される場合にテンポアドバンテージロスが起こるのは1マナ2点火力の《ショック》で倒されたときだけであり、それ以外の場合相手は2コスト以上の除去に頼らないといけないことから、基本的にはテンポ負けしないシステムクリーチャーという点でかなり偉いです。
また、アーティファクトをセットアップしておけば確実に相手クリーチャーに1点のダメージを与えられるために、ラルが苦手としがちな1点のヘルスの小型クリーチャーを並べてくるナヒリやギデオンといったPWに対してめっぽう強く、一方的にボードを取ることが出来ます。
アーティファクトだけでは取ることのできないボードアドバンテージを稼げること、それにより苦手とするアグロに有利を取れることでレートを500も盛ることが出来ました。
かなり満足いくデッキでしたが、いわゆるOTKセラやコントロールテフェリーなどの回復手段が豊富なデッキに対して勝ち筋が細いといった問題が出てきました。そういったガチガチのコントロールデッキに対して勝てるデッキを考えたところ、次のデッキが生まれました。
メタヴラスカ
デッキコード
DV1H4sIAAAAAAAAC23POxKAIAwE0N7T5AeBO2ijDpa5/y1ksMAh6V6zs7vt3PbbnkaGkj6iAeeAWT3JQNkRjZgCAkrEkgKmygFB6sLj6oSycBQrBBRRxz49k2OP4YwRLRxtJPO8/vgCrtC7hFcBAAA=
ミシックレート 2700→3000まで上げたデッキ。OTK手段を持ったデッキに対して《影生まれの駿馬》を用いて抗うことができ、《パワーワードスタン》《審判の日》といった強力な除去呪文を持つ相手に対して《タラスク》がクリティカルにはたらくのではないかといった所に着想を得て作ったデッキです。
使ってみて初めてわかったのですが、ヴラスカは初期体力が27と高く、《樹木の精霊》といった回復カードもあることから対アグロ体制が初めからそこそこ高いPWであることがわかりました。
基本的にはテンポで動くだけで大抵のデッキに有利です。が、環境にあまり存在していないもののヤンリンや飛行を主軸としたギデオンなどには若干の不利を持ちます。これが最初の項でヤンリンが強いと書いた理由の一つですね。
また、多くのヴラスカのデッキに色の関係から《骨棍棒のシャンブラー》や《暴食する軟体》などが含まれていますが、今回は不採用としました。
《骨棍棒のシャンブラー》不採用の理由としては、《死の影》や《タラスク》といった使いどころが限られたカードが複数存在するために、スタッツ増減効果の働きが限定的であり、それよりも直接的なリソースを増やすカードを採用したいということ。また、《暴食する軟体》不採用の理由は、ヴラスカの特殊能力のせいで自分のターンのトレードがブロックされずらいことが挙げられます。
どちらも強いカードではありますが、今回のコンセプト的に強く使えないために見送ることになりました。
終わりに
とりあえず試行錯誤したデッキで世界1桁を達成することが出来たので個人的にはかなり満足です。6月も違うデッキ作ってランク100位以内を達成したいな~と思います。
今回はとりあえずの報告みたいなものなのであまり読み応えのない記事だったかもしれませんが、最後まで読んでくださってありがとうございました!
また来月も、"Spell Slingersがサ終していなければ” noteでお会いしましょう。
質問があればkinoitaのTwitterまで