![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148533661/rectangle_large_type_2_589b5b47f564f6947fb92cfc098c37e9.png?width=1200)
医療現場でNVCをどんな風に活かすか/看護師の感情労働とNVCの効果
先日、NVCを授業で習っている看護大学1年生に
医療現場でどんな風にNVCを活用しているか、
講義をさせていただく機会をもらった。
(NVCを学生のうちから習える、知れるなんて、羨ましすぎる…‼︎)
その一部の記憶と記録を保管しておきたい。
医療者が感情を学ぶことが求められる理由
看護師のストレス要因は感情。
感情を管理するスキルの有無がストレスがバーンアウトになるか
やりがいになるかの分かれ道となる。
![](https://assets.st-note.com/img/1721953431833-DUxeiXM6n8.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721953431813-urmQPnhRMe.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721953431803-wXE8UsjRxs.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721953432449-aK0WADLwed.jpg?width=1200)
だから、EQを高めることが必要
![](https://assets.st-note.com/img/1721953956103-fcvCnuvCfM.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721953956100-7NI80iqG9X.jpg?width=1200)
医療現場ではどんな風にNVCチャレンジが行われているか
![](https://assets.st-note.com/img/1721954013150-xmQ9BwgtOm.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721954013657-QNkBLoOlrb.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721954013184-qeLwebbjLr.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721954013785-Q2y3KkWRCF.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721954013171-FxlOvlAzEz.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721954013203-tc3vWdAEZX.jpg?width=1200)
共感力を育てる能力「ネガティブケイパビリティ」
![](https://assets.st-note.com/img/1721954195491-CoLklz1QHi.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721954195513-TucMuGGgMa.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721954195554-uWgRNBNTR5.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721954195516-Ej4EQ28g2e.jpg?width=1200)
NVCは新人・後輩教育にも活かせる
相手のニーズを知っておくことが、自己否定や自己批判の回路から
離れ、信頼関係を築く入り口に立つ方法となる。
![](https://assets.st-note.com/img/1721954303319-HA86tY0wvj.jpg?width=1200)
自己否定ではなく、自己正当化でもなく、ただただ自己に共感する
![](https://assets.st-note.com/img/1721954303371-tFaf6Gja5u.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721954514206-rxXaxYW6hF.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721954514200-08TmNSr0f4.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721954514191-y8TgqQsYAd.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721954514213-qrXfdDXY9F.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721954303375-LLV0utW2yE.jpg?width=1200)
講義後の感想
看護学生が自分たちの目指す看護師が「感情労働である」ということを
知っていたことにまず驚いた。
そしてやはり、
「常に看護師たるもの患者に寄り添うレベル3で接しなければならない」
という思いがあるという声が多かった。
もちろんそれは理想だが、常にレベル3でいることは容易ではない。
そして実際の現場ではそのストレスが疲労になり離職になったり、
逆に患者への優しさを枯渇させたりしていると思っている。
「理想はレベル3だが、それを続けるのは辛いよね。
でも患者役の時はレベル3で接されたら嬉しかったし話しやすかったな。」
そう体験すること。
(頭でわかっているのと、実際体験するのとでは腑に落ちる深さが異なる)
そして自分のレベルがどんな時に上下するのか、
その時の感情やニーズは何か。
そうして自分を俯瞰することが、自己共感の始まりだと考えている。
夢と希望を持っている人も、
なんとなく進学している人も、
これから看護の世界を学び、あの辛い実習への道が待っているのかと思うとどの人も等しく、可愛く、応援したいと思った。
先に生きる先輩ができることは、
後輩が歩きやすいように道を造り、整え、増やすこと。
そして新たな道を進むものには、見守りと勇気を与えられること。