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【旧蹟】飯盛山(旧滝沢本陣・さざえ堂)
2023/9/17
おはようございます。こんにちは。こんばんは。ゆあんです。
会津に行ってきました。
この地方は旧蹟といえば戊辰戦争の舞台ばかりですが、最たるはここですね。
飯盛山です。
ちなみに、山登りはしていません。暑くて無理。
麓の旧滝沢本陣とさざえ堂に行ってきました。
まずは旧滝沢本陣へ。
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こちらは藩主松平容保が戊辰戦争の際本陣とした場所です。
旧滝沢本陣は、一六七八年(延宝六年)、滝沢組郷頭を務めた横山家の住居として建築され、その後は、歴代会津藩主が参勤交代や、藩祖保科正之公を祀る、土津神社の参詣に出向く際の、休息所として使用されておりました。
戊辰戦争の際、時の藩主松平容保公の出陣により本営とされ、白虎隊もここで出陣を命じられました。
座敷には、当時の戦闘による弾痕や、刀傷が、今でも生々しく残っております。
実際に、弾痕や刀傷を間近で見ることができる貴重な文化財です。
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古民家好きにもたまらない往時そのままの建築物でした。畳はたまに張り替えてるんだろうなぁ。板間はともかく畳はもちませんからね。
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さて、次に向かったのはさざえ堂です。
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さざえ堂というのは通称で、円通三匝堂というのが本来の名称。旧正宗寺境内に建てられたものです。
寛永8年(1796)郁堂和尚が考案建立したもので六角3層高さ約16米、昇降別々のらせん形通路により階段がなく一方通行で上下するという日本唯一、世界にも例のない名建築とされている。
昔は三十三観音を安置したが明治以降は皇朝二十四孝(会津藩道徳教本)の絵額を掲げている。
正面から中に入ると左手に上り坂が始まります。建築当時は板間だったのでしょうが、滑り止めのため細い角材が釘打ちされていました。太鼓橋なんかでも滑り止めに使われている方法ですね。角材の間隔が一定になっていないあたり、後付けの素人仕事が伺えます。
なにしろ途切れずスロープが続くつくりなので、どこから二階なのか何階建てなのかさっぱりわかりません。
ところどころに仏壇があって色々お祀りされています。
頂上で太鼓橋を渡って、今度は下り坂へ。下りきると建物の反対側に出ます。
つまり、二重螺旋構造。当時の設計者の頭の中を見てみたい。スゴいです。
このさざえ堂というのは、通常だと三階造りの堂内に多くの観音様を祀り、ぐるぐる登っていくことで霊場巡りを済ませることができるというものだそうです。
二重螺旋を登り下りして巡るのはこの会津のさざえ堂だけなんだとか。貴重な文化財です。
ところでこれ、補修とか建て直しとかできるんですかねぇ?
今なら3D技術もあるから出来ますよね。
信じてますよ!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ではまた。