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カカチャンネルで気になる2点「セクシー田中さん報告書を読もう」

7/6にYoutube のカカチャンネル(37.9万登録)が両報告書を読んだ上での解説をしていました。しかし、この解説では2点が気になりました。

まずひとつ目として、X投稿後からX投稿削除までが動画では不正確で、正確には以下となります。

・0:X投稿され、炎上
・1:原作者が投稿削除を担当編集と相談
・2:担当編集が投稿削除を出版社に報告
・3:出版社が削除を制止するよう担当編集に「強く指示」
・4:出版社が原作者と音信普通
・5:原作者が独断でX投稿削除
https://note.com/kino_singo/n/n40cf20bfe03a

特に、動画で抜け落ちていた3番目の出版社と担当編集の対立は、芦原先生に寄り添うには必要不可欠です。私は「芦原先生は一刻も早く誰も傷つけないようにした」と思います。ノートにまとめていますので、ここでは省きます。


次に、2つ目は何故脚本家のみ詰めたのか?で、動画では「芦原先生が改変は脚本家や局Pを含むコアメンバーの複数名で行われたのを知らなかったのでは?」と推察しています。同じ疑問を、両報告書を読み込まれたひるべえさんもあげられていたのを思い出しました。

芦原先生は、なぜ脚本家を標的にしたのでしょうか?
私のこの疑問は、もう明らかにされることはないですが。

ひるべえさん 2024年6月27日 記事 https://note.com/hirubei/n/n28dacd91c959

これは私は当然だと思います。なぜなら「脚本の著作者」として権利を持つと同時に最終責任を持っているのが脚本家の先生だからです。これはクリエーターとして大切な部分だと思います。今回の件で弁護士沙汰になった脚本家も著作権を行使して、日テレに以下の要求しています。

・脚本家「クレジットの約束が守られないのであれば、放送・配信の差し止めを法的に要求する」(TV局報告書p.35)

このような強い権利を持つからには、最終的な責任を伴う事をクリエーターは知っているはずです。論文捏造みたいなのは無いですが、文化衝突(よく宗教を揶揄して刃傷沙汰になります)などの時には、全責任を追う。逆に言えば、プロデュース側(TVや雑誌)は著作権を与えておけば、一部責任回避できるのがメリットにもなります。これは著作者側から見ると、逃げ腰にしか見えません。

だから芦原先生は脚本家とメインにやり取りするわけです。

以上が気になった2点です。私は日本社会が著作権を意識すべきと書きました(以下)が、これは漫画家に限らず全ての創作物を含みます。両報告書を読めば、脚本家に責任を押し付けているのが分かると思います。脚本家を守るためにも、第三者報告は必要です。


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