ユニバーサルデザインを考えるas soon as アウトプット 8月

プロダクトデザイナーになりたい。
どうしたらなれるの?
プロダクトデザイナーで検索してYouTubeを漁っていたら、ある動画を見つけた。

荒井利春さんの考えた握力ない人でも使えるハサミの紹介動画。

ユニバーサルデザインを研究しているプロダクトデザイナーの荒井利春さん75歳。

私はこの75歳に惹かれた。

75歳でもプロダクトデザイナーとして活躍されていること。
見た目的にとても75歳に見えないくらいシュッとされていること。

今私が目指しているプロダクトデザイナーって、若々しく長く働ける職種なんちゃうんっ!ってゆう、安直な考えが浮かび、動画を貪った。

短い動画だったが、おもしろい。

全ての人に共通するデザイン=ユニバーサルデザインを40年にわたり研究している人。

それこそ、まだ日本にユニバーサルデザインという言葉がない時代から。

すごない?

実際にハンデキャップを持った方たちと考えながら、ひらかれたデザインをすれば、誰にでも使える手軽なデザインが生まれるのではないかということに気がついたそう。

↑これこれ!この気づき!
私は何より、誰かに教えもらったり調べたりするんじゃなくて、自分で気づくことを何よりも重んじるので、これに自分で気づかれたことが素晴らしい!

ユニバーサルデザインという言葉がまだ日本で使われてない時代にその本質に自分で気づかれた!
これぞ本物のクリエーター!!!


荒井さんの代表作はグッドデザイン賞も受賞した みんなのハサミmini

荒井さんがある時、ハサミを扱うのに机の上にあるハサミを持ち上げることもままならず、ましてや使う時には両手を使わないと切れなかったり、口を使って動かしたりという姿に衝撃を受けたそう。

それで思いついたのがこの
みんなのハサミmini。

自立してて、片手で誰でも切れるハサミ。

だけど、今の自分の立場で考えると
難しいと感じるのは、
作ったものは、たくさん売らないといけないということで

少数派の方に向けて商品を作っても
たくさん売ることが難しいと思ってしまうのだけど、

このユニバーサルデザインというのは
少数派の方に向けた商品を作るということではなく、
年齢や障がいの有無などにかかわらず、できるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインすることなのです。


それって、めちゃめちゃ優しい入り口やんけ!と思う。

ユニバーサルデザインとは以下の原則のもとデザインされるもの。

①どんな人でも公平に使うことができる
②自由度が高い
③操作が簡単
④わかりやすいデザイン
⑤安全
⑥体への負担が軽い
⑦十分なスペースの確保


例えば,自動ドア。
重たいドアを開けられない人のためにあるが、より多くの人が扱える。


シャンプーも




シャンプーのボトルには、コンディショナーなどほかのボトルと区別できるように側面にデコボコがつけられています。
 

考えてみれば、たくさんの人に使って(買って)もらいたいと思いながら、自分目線でモノづくりをすることほど、傲慢で優しくないことはないですよね。

ましてやそれが誰かのためだと思うことすら傲慢です。

まるで明日以降も自分の手に握力があると信じているような、視力がこのままあり続けると疑わないような、ずっと永遠に今日みたいな日が続くとでも?

人は皆老いていくし、事故に遭う可能性もあるし、突然病が発症することだってある。

もしユニバーサルデザインで溢れた世界なら、自分が突然少数派になっても、生きやすい世界かもしれない!!!








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