【きのぺぺ邸は保護ワンコをお迎えすることにしました】
この度、保護犬を飼うことにしました
出会いときっかけ
まず自分が飼いたいと思ったきっかけは、
自分の家の裏に住んでいる仲良し家族の
池田家が飼っている保護ワンコのカンちゃんでした。
いい意味で犬らしくなく、徐々に心を開いてくれる彼が大好きで
よくうちにお泊まりをしてくれていたのもあり、
いつか犬を飼いたいなぁと思っていました。
そんな時に、
職場の知り合いのかおるさんが経営する
人が集えるトリミングサロンの「コパン」というところで
「譲渡会」をすると聞き、2回ほど参加したのが
ほとりちゃんと出会ったきっかけでした。
私たちも、
長田のまちに移って7年。この家に越してから5年ほど。
人生のタイミング的にも、今飼ってみても良いかも。。と
畔(ほとり)といいます。
名前は候補の中で直感的に、河のほとりに居そうだったので「畔(ほとり)」に決めました。
繁殖場出身で、4年間ずっとケージに引きこもっていた彼女は、
ブリーダーさんから「つい最近ちょっとケージから出てくるようになったんです」って言うほど、世界や人に対して怖さがある子でした。
私たちも2人の間に初めて存在ができたことで、生命を抱える重さをすごく感じて「覚悟はあるけど正直怖い、不安」が消えなかった。
保護団体の方はそれを真摯に「それで良いと思う」と受けとめてくれたので、
ひとまず試用期間の1週間を受け入れてみることにしました。
試用期間の1週間
1週間試用期間で迎え入れた初日から、
近所の人や職場の人がたっくさんきてくれました。
飼い主である私たちは
ほとりちゃんがきたことで環境や過ごし方が変わり、とてもソワソワな毎日が訪れました。
2人の間に初めて存在ができたことで、思い通りにいかない!とストレスを感じることも正直あります。
怖いし不安。でも!
徐々にほとりちゃんがここを家だと思い始めてくれていること、
少しずつだけどケージの外に出てくることも増え、
夜中に遊んだ後があったりするのを見て。
こうやって、
日常の中で手探りに試していくことが
家族になることなのかなぁとほんわり感じています。
それらの1週間を経て
ほとりちゃんを、しっかりとお引き受けすることにしました。
正直なところ
こんな自分らでいいのかと、
私らよりも裕福で余裕がある家庭の方がいいんじゃないかと思ったりもしました。
でも。
ーこれも何かのご縁だし、何よりもほとりが可愛くてしょうがない。
ー生きる意味のひとつにしたってもいいのかな。
そう思えてきています。
改めて、
ほとりに出会わせてくれた
きっかけをくれたコパンのかおるさん、
かおるさんはじめとする関係者の皆様、
真摯にお答えしてくれた保護団体のディアドックの方々、
裏にいてくれる池田家、そしてカンちゃん、
近所の子供達や家族、ほとりに会いにきてくれたみんな。
みんなが関わっていてくれたから、私たちはこの決断ができています。
もし何かあったときに頼れるというのが何よりの心の支えです。
心からありがとう!!!!!!!!!!!ございますっっっ!!!
これから
これからも、悩みながらも2人と1匹で進んでいけたらと思います。
一個一個挑戦しながら休みながら、日常の延長の中で思い出作っていきます。
またみんなも、会いにきてくださいね~
文章:きの(石山樹野)
写真:ほとんどぺぺ(阪下滉成)
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