ドストエフスキー「罪と罰」
ドストエフスキー「罪と罰」
読むのは3回目だった。読んでいて、クリスチャンの女の子と文通をしていたのを思い出した。その子は大学の同期で、住所を交換して手紙をたまに出し合っていた。そのころ自分はこの本を読んでいて、ソーニャの読み上げたラザロの復活がずっと心に残って、その場面について女の子に手紙を書いていた。けれどその子は他の男と会っていて、その男を私も愛せそうだからといって振られたのを思い出した。恋人がいてももう関係無いから、もう一度ラザロの復活について、いや、キリスト教のことについて話したい気がした。
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