80歳母と娘の旅~2022年4月余市
今年はサクラが早いねと、車でドライブしながら余市へ向かいました。
目的はオーベルジュ「SAGURA」の春の山菜料理。
春夏秋冬、様々な表情のお料理が素晴らしい宿ですが、母娘のお気に入りは「春の山菜」。この時期だけの恵みを楽しみにでかけました
スタイルも精神もフラットな宿[「SAGURA」
この宿は玄関を除けばフラット。
足に不安のある80歳もラクラクです。
その上、高速道路余市インターを下りるとすぐという立地の良さ♪
高齢の母との移動に車は欠かせません。
チェックインまでに少し時間があったので、散歩していたら、大きく花が開いたフキノトウを発見!
早速摘み取り、オーナーにお願いして部屋に飾らせていただきました
お部屋でのんびりくつろいだ後は、メインとなる夕飯です。
前回6杯飲んで「人生初の二日酔い」を経験してしまった母は、
今回は3杯と決めてペアリングw
*教訓:飲めるからといって飲んではいけません!
SAGURAの山菜料理のすばらしさ
今回もお料理は素晴らしく、山菜を使ったお皿が15品ほど続きます。
地のサクラマス、旬のアスパラや海藻など。
様々な「旬の地素材」×山菜の数々…。
2人ともポーションを少し小さめにしていただいたのですが、
80歳母は私と同じ量を食べきりました!
(中には母のリクエストでこれは普通のサイズで!というものもw)
この日お肉は1皿も出ず、山菜と魚中心。
胃に負担がかからない軽やかなお料理であるということもポイントであると思いますが、それにしてもスゴイぞ母!
*脚注:胃薬は旅の必需品ですw
待ってました朝ごはん!
実はSAGURA、ディナーはもちろんですが、朝ごはんも素晴らしいのです。
イタドリ、行者にんにく、あずき菜、野ニンジン、フキ、ウド、三つ葉、野セリ、ヤマユリ、ゲンノショウコ?もうあとはわかりませんw
とにかく毎日山に行き、その恵みを余すところなく提供してくださいます。
お土産にフキノトウの花
キレイに開いたフキノトウの花。
一晩飾って気に入った母は、「持って帰りたい」とおねだり。
オーナー夫妻が、新しいお花も摘んできてくださり、
根元はビニールに入れて水を入れ、新聞に包んで持ち帰らせてくださいました。
山に行けばそこら中に咲いていて、オーナーにとっては身近なお花だと思いますが、母にとっては「どうしても持ち帰りたい花」でした。
とても丁寧に対応くださって感謝しています。
しかし、よく食べたなぁ~。
「また連れてきてね」と嬉しそうに言う声を聴き、
「うん、また来年の春、山菜料理を食べにこようね」とベンチマーク。
これで1年間、また元気に過ごせるはずです
書き忘れました、お部屋のこと等80歳の視点で
・木の香りがするフルフラットで、テーブルのある部屋とベッドルームになっています。
・ベッドはシングルサイズが2つですが、寝心地よきよき
・パジャマが肌触りよく、気持ちよいです
・オーガニックコットンのタオル、アメニティもすべて揃っています
・お風呂はヒノキ風呂、少しだけ滑るので入浴時には注意が必要です
・シャワーは高齢者には少し使いづらいかもしれません。お風呂は見守りがあるとよいと思います
全てがコンセプトにそった心地よい空間。
ところどころ気を付けさえすれば、高齢者でも十二分に快適なお宿ですし、何よりオーナー夫妻のお心遣いに感謝です