第二新卒で新卒就活する選択肢とは
はじめに
皆さん、こんにちはもしくは初めまして。金肉万と申します。
今回は、第二新卒で新卒就活するという選択肢とはというテーマでお話ししていきます。そもそも第二新卒で新卒就活するとはどういう意味か。新卒就活は基本的に大学生や既卒といった職歴のない人が対象となる就活ですが、企業によってはおおよそ3年以内であれば職歴の有無を問わず新卒採用に応募できるというものです。(説明くどくなってってすみません。)
多分実際に見てもらった方が分かりやすいと思うので例を挙げるとKDDIの応募要件はまさにというその形です。
記載の通り、第二新卒も新卒採用に応募が可能になっています。
私は、この第二新卒で新卒就活するというところに目をつけて就職活動をしてみた経験があり、今回は実体験をもとにメリット・デメリットについて書いていきたいと思います。実践している人が少ないせいかネットで調べてもなかなかこの辺りの情報は出てこなかったのでかなり有益なお話になると思っています。ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
経歴
本題に入る前に私の自己紹介だけさせてください。本題が早く読みたい!という方は、ここはすっ飛ばしてもらって大丈夫です。
私は、新卒で入社した会社(営業職)を約2年で退職して未経験職経理に転職した22卒のものです。第二新卒で転職活動を約1年行い、転職活動中に応募した求人数は約130社。内定は3社いただきました。比較的長期?にわたる転職活動の結果、未経験にも関わらず年収も100万以上UPし納得して転職活動を終えることができました。
自分自身がほぼ一人で転職活動をして苦労した経験があるため、同様に第二新卒で転職を考えている人の参考になればと実体験を綴っています。
メリット
メリット①
ここからまずメリットについて話していきます。一つ目は、新卒・既卒者と比べて有利な可能性があるです。ここは逆に不利な可能性を生んでしまう可能性もありますが、有利になると思った理由は主に3つあります。
1つ目は志望動機の深掘りができることです。
学生時代の就職活動では実際に就業経験がない中で志望動機を書くのに対して、第二新卒の人は社会人経験があるのでその中で感じたことや成し遂げたいことを志望動機に盛り込むことができます。そのため、現職で学んだことことや感じたことを貴社で解決していきたいといった内容を作ることでより納得感のある志望動機を作成できると思いました。
2つ目は同業種や同職種なら経験をアピールできるです。例えば、現職で営業職で次も営業職の選考を受ける場合、新卒・既卒と比較し、経験がある分新卒と同じ給料で経験者を採用できるなら優先的に採用しようと企業側が考える可能性があります。
3つ目はライバルが少ないことです。情報が出回っていないことからもわかる通り第二新卒で新卒就活する人はおそらく少ないです。そのため第二新卒として応募するだけで目立ったり、万が一、新卒や既卒とは違って特殊枠的なポジションで第二新卒も取りたいなという思惑が企業側にあればライバルが少ない分有利になる可能性があると思います。
メリット②
メリットの2つ目は入社までに余裕があるです。
中途採用の場合、採用後2-3ヶ月後に入社するケースが多いと思いますが、新卒就活の場合、4月入社が多く、内定をもらったタイミングによって入社までに余裕が生まれます。例えば、転職するにあたり、現職にできるだけ迷惑をかけたくないと考える心優しい方にはおすすめです。
メリット③
メリットの3つ目は大手に入れるチャンスがあるです。第二新卒も新卒採用の対象に含んでいる会社はあまり多くありませんが(見つけられてないだけかも)、大企業がほとんどです。第二新卒採用が多いのと同様に育成する余裕があるからだと思います。
メリット④
4つ目は研修が充実していることです。私自身、最終的に第二新卒として転職をしましたが入社後の研修は数日のみでした。しかし、新卒として入社する場合は当然1年目なので研修があるはずです。1社目でちゃんとした研修を受けることができず研修をもう一度受けたい方や、未経験職種で研修なしの配属はとても不安な方には有り難い話だと思います。
デメリット
一方で、デメリットも感じたのでお話ししていきます。
デメリット①
デメリットの一つ目は給料が下がる場合があるです。現職で2年-3年勤務していれば、昇給やボーナスを満額もらえていると思いますが新卒で入社した場合そのあたりはリセットされてしまい給料が下がる可能性があります。ただ第二新卒で新卒採用をしている企業の多くは大手企業だったので、将来的な上がり幅などで言えば、もしかしたら現職より良い場合もあると思います。
デメリット②
2つ目は、面接が日中であることです。新卒採用で選考に参加しているので基本的に大学生と同じ選考になります。そのため通常は日中の面接になるため仕事との両立は難しいと思います。私自身も仕事との両立が難しかったので、結局中途採用で転職しました。もしかしたら頼めば夕方の面接に調整してもらえるかもしれませんが・・・
デメリット③
3つ目は、インターン経由などの早期選考は難しいことです。これはどういうことかというとそもそもインターンが学生のキャリアを考えるための場として用意されており、就業経験のある第二新卒はインターン参加の対象外である(対象外のことが多い)ため、結果として早期選考等に参加することもできないと思われます。
デメリット④
プライドがある人には向かない。もし、今回のような形で入社した場合、2年分今の同期とは出世のスピードが遅れたり、入社後の同期は年齢的には歳下ばかりになるのでそういうのが気になる人は向いてないかなと思います。
結果
書類選考までしか受けていませんが、プライム上場企業に5社書類を提出し4社が通過(書類通過率80%)しました。
ただ、今回の内容をYouTubeでも投稿したところ私と同様に第二新卒として新卒採用枠で応募している方から、「普通に書類も面接も通ります。」とコメントをもらえたので面接も通過する可能性はありそうです。
まとめ
ここまで第二新卒で新卒就活するという選択肢についてお話ししてきましたが個人的にデメリットの部分が気にならない方には結構おすすめです。情報があまり世の中に出回っていない分とチャンスはあると思います。また、実際に新卒採用に応募できる企業について以下の動画で約50社公開しているので興味のある方はぜひご視聴お願いします!!
【動画】第二新卒で応募できる新卒採用約50選
本当に地道に一つ一つの会社の採用HPを調べて見つけたものになります。
高評価いただけますと幸いです。
最後に
もし実際に第二新卒として新卒採用枠の選考を受けたことがある方がいらっしゃればコメントやXにDMいただけると幸いです。また第二新卒で新卒就活を考えている人がいればお手伝いできると思うのでXにDMください。
それではまた。