クマと住民と観光客と
この記事は、『知床でクマ活シャチ活ツアー』に参加した私の感想noteとなります。
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『クマと人間の最適な距離感とは?』
東京に住んでいる私には、想像がつかないような問いに挑んでいる人がいました。
知床にとって、熊は不思議な存在です。
一方では観光資源になります。熊をモチーフにしたキャラクターが作られたり、熊を見に行くツアーが組まれている状態です。他方では、害獣として街に危険をもたらし得る存在になります。
そんな地域だからこそ、地元の人と観光客と熊の三方良しの施策を行い続けているのだろうと感じました。
今回のツアーでは、草刈りをおこないました。
草刈りをする意味とは何なのか?
長い藪は、放っておくだけで不利益をもたらすのです。藪は、2mにも3mにもなります。熊が潜んでるか分からないと人間がエンカウントしやすくなりますし、熊にとってもみはらしが良いことで侵入してはいけない地域(=人里)だと分かりやすくなります。
非常に意義のある活動なのです。
私は、くま活をできてすごくよかったと思います。
旅行をしていて、地域のためになっていると感じる瞬間がどれほどあるでしょうか。もちろんお金を落としているという意味では地域のだめになっているのでしょうが、それ以外の関わり方はなかなかありません。
しかし今回のクマ活では、実際に地元の方々などと一緒に草刈りをして感謝をされることで、非常に「地域に価値を還元できている」という感覚になりました。
ただの観光地じゃなくて、当事者になるような。
これから先も見守っていたくなるような。
私にとって、知床はそんな地域になっていました。
今回のツアーでは、クマ活の他にも地場の海鮮バーベキューがあったり、地元の自然を感じながらのテントサウナがあったり、知床(主に斜里町)をたっぷりがっつり味わいつくせたように思います。
まじでいいところです。
こんな場所を知らなかったことが信じられないくらいですね笑
四季によってまた全然違う姿を見せるらしいので、また来たいなぁと強く感じました。
最高のツアーでした、ありがとうございました!