中古戸建てを探す-内見で確認したいこと
物件の資料を見て興味を持ったら、内見したくなりますね。
大本命の物件で、内見時に確認したい内容を調べました。
調べていくうちに、これは素人で判断するのは無理でしょう。。。と思うものも複数ありましたが。
どういう形で確認するのかはさておき、契約前に調べておいた方が良いと思われた内容を共有します。
【私の結論】
素人が内見時に不具合箇所を見つけるのには限界がある。
売主に既存住宅売買瑕疵保険に入るようお願いするか、建築士の資格を持つホームインスペクターへの調査依頼を検討する。
一般のホームインスペクションには、屋根裏、床下などの潜入調査があるもの/ないものなど業者ごとに内容が様々なので、必ず検査内容を確認する。
契約書の瑕疵責任(契約不適合)の免責事項も確認しておく。
1.外観チェック
確認したい項目は、下記のとおりですが。。。
既に素人では厳しい内容があります。。。
外壁、基礎、屋根が重要になってくるようですが、素人がひび割れ(クラック)、白華現象(エフロレッセンス)、ジャンカ(豆板)を正しく見つけ、判断できるかどうか。
大本命の物件なら、自分たち家族で内見して不安を感じたら、専門家に依頼した方が良さそうです。
ちなみに、外から基礎の表面を見たときに見えるのは、コンクリートではなくモルタルだそうです。
仕上げ材のモルタルだけがひび割れている場合(ヘアークラック)はそこまで心配しなくてよく、その下のコンクリートもひび割れている場合(構造クラック)は、対策をしなければならないようです。
2.室内からのチェック
蓋に自治体のマークがついていれば公設管です(個人で引いた水道管は私設管)。
重要事項説明書に記載される内容ではありますが、現地でも簡単に目視確認できるので、見ておきたいです。
配水管の布設替工事のタイミングで、順に鉛管からポリエチレン管に移行されるようですが、自治体によって時期が違うようです。
宅地内(水道メーターから蛇口まで)は私有物です。築年数の古い物件や、新しくても以前の給水管をそのまま使用した場合は鉛管のままです。
鉛製給水管を使用している家庭に対し、ある自治体では、
『鉛製の給水管を使用されているご家庭では、朝一番や長時間水道をお使いにならなかった場合、鉛の濃度が高くなることがあります。
直ちに健康に影響を及ぼすことはありませんが、安心してお使いいただけるよう念のため、バケツ一杯程をトイレや散水など飲み物以外に使用してください。』
との案内がありました。
私には箕面市HPの確認方法が具体的でわかりやすかったです。鉛管に対する対応策は、自治体によって異なります。家を購入する前に確認しておきたいです。
(鉛管が使用されているかの確認方法/大阪府箕面市HP)
結局、室内でも同様に、素人には床下、屋根裏(天井裏、小屋裏)の点検、給排水管の素材や劣化具合の判断が難しそうだと感じました。
既存住宅売買瑕疵保険*に入れる状態であるかどうかを基準にするのもありかと思う今日この頃です。。。
3.リフォームの必要性の有無
何も問題がない物件であれば良いのですが、築年数が経っていると、そうとも言えません。住みだしてから分かるのはとても残念で、最初から理解して修繕可否を判断したいです。
私は、できればリフォームが不要な家を買いたい。。。
リフォームが必要となると、どこまでやるのか問題が出そうです。
省エネ基準の適合義務化が始まるけど、省エネ化をどうする?とか、ついでに配管も入れ替えた方が良い?とか。
なかなか悩みが尽きません。