何の音が好き?【白身魚の香草フライ】
今日は、外食ランチだった。
メインは、ものすごく香ばしい白身魚のフライ。家で作ると、こんな風に綺麗にパリっと揚がらないし、盛り付けも、お皿に揚げたものをてんこ盛りにするだけだから、、、こうやって綺麗に野菜を乗せて、ソースを別添えにすると、見た目も華やかになるんだなと頭にインプットしてから美味しくいただいた。
ナイフを入れると、ざくっと気持ちの良い音がする。そういえば、この音を聞くの久しぶりだ。お店で揚げものを注文する時は、あらかじめ、切られて提供されることが多いし、それに、お箸で食べることが大半なので、揚げものをナイフで切るって、あんまりしない。家でトンカツを作ったときに、包丁で切るくらいかな?家で白身魚のフライをしたら、お箸でつかんで、そのままバクリといっちゃう、まず、フォークとナイフを使って食べないや。うわあ、サクッて音、こんなに気持ち良かったっけ?
考えてみると、テレビのトンカツ屋さん特集って、包丁で切り分ける映像を入れることが多い。ざくっ、ざくっとかみしめるようにゆっくり切って、音を聞いて!って主張してくる。それを聞いて、私は、思わず、わあっ美味しそうだね!と、たまらない気持ちになる。
ああ。こういうことか。時々YouTubeに出てくる「料理音」とか「咀嚼音」のASMRは。いったいどんな需要があるのか、不思議に思って、今まで聞かずにいたのだけれど、食の音って、確かに心地良い。すごいなぁ、音を聞くことも、美味しさのひとつなんだなぁって、あらためて食べる事は感性だなと、白身魚の香草フライをナイフでざくざくしながら気づいた今日のランチ。
みなさんは、どんな美味しい音が好きでしょうか?
ごちそうさまでした。