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Pastel*Planet 0.05-In between dream and dream-歌詞

【2:セカイのアニマ】
ココロ高鳴るステップを踏んで
ウタを歌うのイノチのウタを
キミもワタシもミライ目指して
歩いて行くの

カコもミライも流転していて
全てのイノチもまた廻って
ワタシのウタもキミのコトバも
巡り巡ってく

キミのココロ黒いアマグモが覆っても
ワタシのウタで晴らしてあげる

ウチュウを廻る蒼いホシ
ワタシのウタで包み込んで
きっとワタシはキミの行く先を
明るく照らしだす

ダレカのこぼしたナミダ
ワタシタチのウタで拭うの
もっとセカイをエガオで満たすの
シアワセで満たすの

ヒトリボッチじゃ何もできない
ワタシはウタも歌えないけど
キミがいるからミンナがいるから
ヒトリじゃないから

ワタシタチのウタは
遥か遠く遠く響き渡る
セカイを明るく照らすヒカリになる
カコもイマもミライも全部
キミとミンナと共に歩いて行くの

セカイにワタシのウタで奏でるの
キミのコトバで吹き込まれたイノチ
キミは今ワタシのテを引いて
遥かなミライへ走り出すの

【3:グッドバイ・サマーライツ】
遠くから聞こえる子供達の
はしゃいだ甲高い叫び声が
心を揺らしてくる
遠い日の思い出の中の青い空と波のさざめき
記憶は白く霞む

空を飛ぶ鳥たちの声が
どこか物悲しく聞こえてきたんだ
その翼でどこへでも飛んで行けるというのに
空き地に生える雑草の群れは
今日も今日とてその葉を伸ばす
そして今年もやってくる 夏が

消える雲 追いかけている
子供達 今日もあの空に憧れてる
繰り返し やってくる夏
僕たちは今日をまた生きる

陽炎がゆらぐ坂道を登りきって
小さな町を見下ろす
眩しさに目がくらむ
川のせせらぎも蝉のやかましい声も
あの風に乗り彼方へと飛んで行く

遠い日にした約束だけ
未だに忘れられないままでいるんだ
あれから幾つもの時が過ぎているというのに
目の奥に焼き付けた景色さえ
少しずつ色褪せるというのに
「ねぇ、今日だけは幼い心にもどって」

夏の夜 耳をすませ
風の音 今日もあの空に憧れてた
遠くでは 花火の音
僕たちは今日を生きていた

黒い涙が頬を伝う感覚を未だに覚えているんだ
哀しみも辛ささえも忘れてしまったのに
どうか覚えていてこの夏の出来事は
この日々のことはずっと
全てのことが過去のものになっても

海の風に揺れる髪
夏空に響く子供達の笑い声
永遠に流れる時
僕たちはずっと

消える雲 追いかけている
子供達 今日もあの空に憧れてる
繰り返し やってくる夏
僕たちは明日をこれからも生きていく

【4:サルトメモリア】
夢に見てる景色を
想い 紡ぎ
描き留める
枝分かれの世界
その全ての記憶辿る

開いたままの本は
風に吹かれ踊り出す
誰もいない部屋で
誰かの帰りを待ってる

月明かりが私の心を締め付ける
いつからここにいたのか
それさえも分からなくなった

何べんだって繰り返す日々を何べんだって追いかける
いくつもの夜を越えて行くよ
散々だった冒険もいくつもの旅の思い出も
この輝きはずっと心にそっとしまっておくよ

白く優しい化け物
寂しそうに笑ってる
囚われの眠り姫
何も知らずに怯えてる

籠の中の小鳥は
空を仰ぎ夢見てる
水辺に立つ少女は
星空を眺めて歌う

答えのない問いかけに答えを求めてる
何を守るため闘う
何が敵なのかもかも知らずに

何べんだって繰り返す夜を何べんだって見送って
人知れず涙を流している
数え切れない後悔も沢山の恋も幸せも
通り過ぎては終わり光はどこか飛んで行った

いくつもの旅を重ねた靴は底も擦り切れた
もう最後の旅にしよう
最後には幸せな世界を

何べんだって繰り返す日々を何べんだって追いかけて
いくつもの夜を越えて来たよ
散々だった冒険もいくつもの旅の終わりでも
この輝きはずっと心にそっと飾っておくよ

【5:ミラクティカの人形姫】

小さくて温かい手に
ふと灯るひとつの命
動き出す小人の目には
悲しそうな少女の瞳
「ごめんね」と震えた言葉

争いの只中に少女は立つ
運命に呑み込まれながら

人形は闘う 少女の思うままに
だけどそれは辛く 悲しい奇跡
少女は泣き叫ぶ「もうやめてよ!」
手遅れになってしまう前に……

穏やかな木漏れ日の中
人形と少女は笑う
それだけの風景なのに
少しだけ 悲しげだった
「友達のままが良かった」

目の前で消えていく命の灯を
少しでも減らせるのなら……

少女は立ち上がる 全てを守る為に
これ以上もう誰も傷付かないように
ぼろぼろになって尚 闘い続ける
苦しさも悲しみも隠して

命亡きそれに命を吹き込む業
それは少女の器にはとても大き過ぎて
小さな体は徐々に蝕まれて
その姿を変えてしまった

「明日からは普通の女の子になって欲しい」
……終わりにしよう!

人形は闘う 少女を守る為に
愛を与えられた 命の奇跡
少女は全てを知り涙を零す
「ありがとう」人形に微笑む

【6:マイルーム】
疲れ切ったような笑顔で
捨てられないものを捨てようとする
時計の針が音を立てて
時間が過ぎていくことを知らせる

くだらない言い合いだって
それは全く確かな絆で
泣くことを知らない君に
僕は嘘くさく笑ってみせた

世界を嫌って
愛を嫌って
僕らここまで生きてきたんだ
もう何も無いただの暗闇の中を
人生を嗤って
消えたくなって
だけど死ぬことも出来なくて
ただ何かに縋り続けて生きてた

怖がって断ち切ってばかりで
何もかもが全て嫌になってく
爪を立てて叫んだとこで
何かが変わることなんて無くって

違いに互いのことを思って
そして案の定すれ違って
君の後ろ姿は遠く
遥か遠くまで離れてしまった

日々を呪って
心塞いで
僕らここまでなってしまった
もう何もなす術は無いだろう
孤独を謳って
虚しくなって
何も訳がわからないままで
もう何も出来なくなってる事に気づいた

I love you も I miss you も
全部記憶の中の幻だった
昨日までは

心喰らって
心騙って
僕はここまで生きて来たんだ
もう何も失いたくないと願って
運命を嗤って
悲しくなって
だけど泣くことも出来なくて
ただひたすらに……

世界を嫌って愛を嫌って
だけどここまで生きてきたんだ
君も僕も同じだった
嘘で飾って隠した心
そして君に抱いてた愛を
今ここで確かに君に伝えるんだ

【8:シャウト☆新興終末教】
キエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロ
キエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロ
ちゃっちゃらっちゃー

どうしようもない虚無感と 救いようのない価値観が
今日も歩行者天国で グルグルまわってスパークだ
割とありがちな正義感と それに矛盾した感情が
最近わけもわからなくて グツグツ煮込んで混ぜちゃった☆

こんなの在ってもしょうがない 無駄の産物木偶人形
こんなんだから人間は この世界は救い難い
こんな世界に意味は無い 消えてしまえばいいのにな
そうか!そういうことか!!

さぁさぁみんなで

キエテシマーエーキエテシマーエー
きょーもみんなでさとったフリして
キエテシマーエーキエテシマーエー
あいつもこいつもわかったかおして
キエテシマーエーキエテシマーエー
きょーもあしたもとなえてひろめて
キエテシマーエーキエテシマーエー
シャウトしろよ全人類 新感覚のタノシイ終末信仰

キエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロ
キエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロ
ちゃっちゃらっちゃー

なんかテキトーな偏見と いつでもよくある差別視が
だんだん弾き出されていき とっても平和でハッピーだ
泡を吹いている哲学と それを基とした極論が
この頃立場が逆になり ブクブク膨れて爆ぜちゃった☆

こんなの持っても意味がない うどの大木塵芥
こんなんだから人間は この世界は救い難い
そんな世界に価値はない 消えてしまえば楽なのに
そうだ!その手があった!!

それじゃあみんなで

キエテシマーエーキエテシマーエー
あれもこれもでみにくささらして
キエテシマーエーキエテシマーエー
あのこもこのこもじぶんをわすれて
キエテシマーエーキエテシマーエー
しょーもないことだべってほざいて
キエテシマーエーキエテシマーエー
シャウトしろよ全人類 新感覚のタノシイ終末信仰

なくなった後に気付いてしまった それらはとっても大事なもので
心にはぽっかりと 穴が一つ空いてしまった

うぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

それじゃあいこうか さぁさぁみんなで
キエテシマーエーキエテシマーエーキエテシマーエーキエテシマーエー
キエテシマーエーキエテシマーエーキエテシマーエーキエテシマーエー
キエテシマーエーキエテシマーエーキエテシマーエーキエテシマーエー

キエテシマーエーキエテシマーエー
シャウトしろよ全人類 新感覚のタノシイ終末信仰

セカイハホロビマチタドッカーン

【9:ねぇ、オルガ】
古びた恋の歌、
寒い真冬の夜の酒場で、
安酒を飲むように、
どうと言うことなしに聴いてる。

昔の遠い記憶。
赤いドレス纏った貴婦人。
あの歌は今も耳にこびり付いてる。

忘れないでよオルガ。
あのスポットの灯りを。
あの煩い喝采を。
煌びやかな歌を。

虚ろな目をしたオルガ。
何を見ているの。
鏡は割れてるよ。
何も映っちゃいないよ。

シャンパンの泡の様に、
儚い夢はやがて弾ける。
枯れた喉を潤すのも、
ままならずに歌おうとする。

橋の下で眠りにつく。
冬の凍てつく風が吹いてる。
そんな姿をあの日誰が思っただろう。

忘れていくよオルガ。
お前のことを皆が。
誰も覚えちゃいないよ。
誰も想っちゃいないよ。

震えているオルガ。
寒さに震えてるの。
悪い夢を見たの。
何か言ってくれよ。

忘れないでよオルガ。
忘れないでよオルガ。
あのスポットの灯りも、
煌びやかな歌も。

忘れないでよオルガ。
忘れないでよオルガ。
あの煩い喝采も、
輝いてた日々も。

忘れないでよオルガ。
あのスポットの灯りを。
あの煩い喝采を。
煌びやかな歌を。

虚ろな目をしたオルガ。
何を見ているの。
鏡は割れてるよ。
何も映っちゃいないよ。

【10:アフターオール】
頭の上から光が降ってきて、
目の前で弾けて全てを吹き飛ばす。

私の体もばらばらになって、
誰にも気付かれないまま一人彷徨う。

辺りは騒然として、
だけど誰もが下を向いて、
鏡をただ眺めている。

水の枯れた大地で種が芽吹き、
花を咲かす前に誰かに踏み潰される。

何を見てるの?誰を見てるの?
やめにしようよ。目が潰れてしまうよ。

口を塞いで、鼻を覆って、
息を止めるの。ガスが漏れてるから。

ゴミ袋が放置されて、
異臭を放つけれど、
それはどうでもいい。
関係ない。

0と1が繰り返され、
無意識の中に放り込まれ、
私は消えていく。

四肢の感覚が、次第に鈍り、
終わりが来るの。だれにも気付かれずに。

誰もいないよ。誰も見ないよ。
誰も私を気にすることはないから。

ハロー……。ハロー……。ハロー……。
問いかけても返事が無いままで、
不気味な静寂に包まれる。

視界が真っ暗になって、
耳も聞こえなくなる。
全てに弾かれる気配がする。

ハロー……。ハロー……。ハロー……。
問いかけると、全てが靄になって、
何もかもが曖昧に溶ける。

ハロー……。ハロー……。ハロー……。
問いかけ続けている。
ひたすら私は一人で呼び続ける。

みんなそうなの。一人で消える。
一人で死ぬの。一人で終わるの。

ハロー……。ハロー……。ハロー……。
問いかけると、全てが靄になって、
何もかもが曖昧に溶ける。

ハロー……。ハロー……。ハロー……。
問いかけ続けている。
ひたすら私は一人で呼び続ける。

ハロー……。ハロー……。ハロー…………

【11:地球儀を回して】
あと少し、少しだけ、話をしよう。
昨日もさ、明日もさ、独りぼっちなの。

船はとうに行ってしまった。
終わる世界、誰も見届けないまま。

地球儀を指でなぞって、小さな埃が指に着く。
世界はさ、手遅れなんだよ。
いつまでも続く夢は、どこにも無かった気がする。
ひとまず、今日はもうおやすみ。

空がまだ澄んでいたあの頃の事。
永遠の幸せに憧れていた。

今はたったひと時でも、
幸せな夢を見たいと願ってる。

世界を半分あげる。私一人では手に余る。
ここにはもう、君と私だけ。
可笑しな事を言わせて。今でも憧れているの。
小さな一つの幸せを。

分かっているけれど、
いつまでも歌っていたい。
暖かい陽だまりの様な、命の歌を。

立つことも出来なくなって、髪の毛も全部抜けちゃった。
こんなにも全ては狂って。
だけどそれでも良いんだって、いつかは全てが巡るよ。
そしたら、また何処かで会おう。

世界の全てをあげる。君なら上手くいく筈だよ。
明日もさ、良い日になるから。
日が沈み夜が来るよ。星々は輝いてるよ。
ありがとう。今日はもうおやすみ。

【12:ララバイ*ワールドエンド】
厚い雲が覆う空をただただ見つめてる
アイの言葉拾い集めて
大切そうにしてる
「いつまで続けるつもりなの?」
ボクが問いかけると君は
「終わるまでは終わらないよ」と
小さく笑った

雪が降る丘で二人きり
君が歌う歌を聴きながら
終わりゆく世界を眺めてる
いつかくる別れを案じてる

傘はもう上手く開かない
だけど君はまだ歌ってる
ボクはただそれを眺めてる
君が倒れるその時まで

おやすみ おやすみ おやすみ
プラネタリウム
おやすみ おやすみ おやすみ
神の似姿
おやすみ おやすみ おやすみ
タンポポの花
おやすみ おやすみ おやすみ
壊れた世界
明日も晴れるといいな

黒い雨が降る中で
まだ探し物を続けてる
痛む足を引きずりながら
探し続ける

君は段々と弱ってく
ボクはそれただ見続ける
終わりゆく世界を眺めつつ
いつかくる別れを案じつつ

おやすみ おやすみ おやすみ
星のまたたき
おやすみ おやすみ おやすみ
小さな天使
おやすみ おやすみ おやすみ
希望ひとひら
おやすみ おやすみ おやすみ
全ての命
きっと明日はこないな

君が目を覚ますことはない
君の歌を聴くこともない
君の笑顔を見ることもない
君はもう苦しむこともない

この結末だけは変わらない
ボク以外誰も残らない
命あるものは残らない
そうやって終わりがやってくる

おやすみ おやすみ おやすみ
プラネタリウム
おやすみ おやすみ おやすみ
神の似姿
おやすみ おやすみ おやすみ
タンポポの花
おやすみ おやすみ おやすみ
壊れた世界

おやすみ おやすみ おやすみ
宇宙銀河の
おやすみ おやすみ おやすみ
愛と孤独よ
おやすみ おやすみ おやすみ
眠りについた
おやすみ おやすみ おやすみ
雲の惑星

「サヨナラ 命の星よ」

【13:終わりの輪廻】
終わりが訪れ、再び始まる。


作詞:漆畑公望
作曲:フェネッ公
アートワーク:uotaK〈Twitter:@_uotaK_〉・漆畑公望
制作:Pastel*Planet〈Twitter:@fenekkou〉

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