バビロンプロファイリング血液型あるある それぞれの時間
【すべてはバビロンから始まった】
麻雀企画集団バビロンを率いてきたのは馬場裕一プロなのですが、会社の設立当初から血液型論を持っている人でした。とは言っても「俺はO型だから、喉元過ぎれば熱さを忘れるんだよ」とか「俺はO型だからミスター立ち上げなんだよ」とか、自分のことを説明というか、言い逃れする時によく使っていました。
バビロンの立ち上げメンバーの内、馬場さん以外の3人はA型でした。そこに私が入って4人のA型に囲まれることになります。
さらに、長村大と梶本琢程が入ってくるのですが、彼らもA型。そして麻雀プロではない麻雀ライターの豊玉シーチキンというのも入ってきて、彼もA型。つまり、ピーク時はO型の馬場さん1人を7人のA型が包囲していたわけです。
すごく珍しい状態のようにも思えますが、この時点で「O型1人とA型7人だなー」とかは思っていませんでした。
バビロンの血液型プロファイリング「あるある」が確立し始めたのは、ケネス徳田という、ある意味でB型の「むきだしのアバター」みたいな存在が入ってきたことがきっかけでした。
実はA型7人が集まる間に、麻雀ライターのI君というAB型がいたのですが、徳田の加入によって、全血液型が揃ったわけです。
この頃には、以下のような構成になっていました。
馬場さん O型
私 A型
梶本 A型
長村 A型
シーチキン A型
I AB型
徳田 B型
もちろん、人それぞれ性格は違います。同じA型でも、私と長村で違うところはたくさんありました。そんなのは当たり前です。
よく「血液型に当てはめて性格を4分割するのはおかしい」と言われますが、私もその通りだと思います。
ただ、バビロンというグループで「活動や行動の目的」がはっきりしている状態で話し合いをしたり、仕事を進めていく内に「傾向」や「共通点」に気づくようになっていったのです。
その中で、一番最初に気づいたのが「時間」でした。
【しつこいAと忘却のB】
過去について話をする時、特に嫌な話を思い出して語り合う時に活躍したのがA型でした。
メモを取っていたのかっていうぐらいに、詳細に覚えていました。時系列から、誰が何を言ったかまで、4人のA型でほぼ完ぺきに復元できていたのです。
これは記憶力が良いというよりは「嫌なことを忘れない能力」だと思います。
よく、A型は農耕民族とか言われますが、天候などに左右される農耕において、この時期は大雨降るよなーとか、この時期は暑すぎて作物育たないんだよなーとか、嫌なことを覚えておくのは大切だと思います。
A型が全員そうだとは言いませんが、そういう性格の人が大昔の農耕に従事することでパターンを作っていったから、A型は農耕民族と言われるようになったのかな、と思います。
記憶力でいえば、馬場さんの記憶力は異常でした。「嫌な出来事」は、誰かの「こういうことがあった」という発言でようやく思い出す程度でしたが、麻雀の牌譜など、自分が好きなものに関してはキッチリと覚えていました。
ただ、自分でも「喉元すぎれば熱さを忘れる」と言っていたように、同じ人に何回も騙されます。
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