若手プロに知ってもらいたいこと プロ連盟に移籍した方がトクなの?
【削除の理由】
8月8日に更新した記事「若手プロに知ってもらいたいこと プロ連盟にいた方がMリーガーになりやすい」を8月10日に削除した。
書きながら「もしかしたら誤解されるかな」とは思っていた。
この話はもちろん、篠原冴美プロが日本プロ麻雀連盟に移籍したことがきっかけになっている。
その中で「連盟にいた方がMリーガーになりやすいの? むしろ埋もれてしまうのでは?」などの議論が「X」で見られたので「実際どうなんだろう」と考えてみたわけである。
で、私なりに考えたことを発表したわけだが、中には「篠原が連盟に移籍したことでMリーガーに近づいた(と私が書いた)」と思ってしまう人がいたようである。
中身を読んでいただければそうならないと思うのだが、見出しとヘッダーの篠原の写真を見ると、間違った印象を受けることもあるのだろう。
もちろん、ちゃんと全部読んでも「プロ連盟移籍によって篠原がMリーガーに近づいた」とか「レールが敷かれている」という人もいたようだ。
いずれにせよ、私が「プロ連盟に移籍した方がトクですよ」と呼びかけるのはよろしくない。いや、実際にそんな呼びかけはしていないのだが、そう思われること自体が良くないと判断したので記事はいったん削除した。
その上で言っておくと「レールが敷かれている」ということはあり得ない。
篠原が移籍の発表を「るみあきchanねる」で行ったことで「連盟が彼女をMリーガーにするためにおぜん立てをしている」ような憶測が飛び交ったり「移籍の条件としてMリーグチーム入りが確約されているのでは」みたいなポストも見たが、絶対にない。
直前に「るみあきchanねる」で発表すると聞いた時は「さすがだ」と思ったが、連盟がおぜん立てするわけがない。
そもそも、だが。プロ連盟にはずっと前から連盟に在籍して頑張っていて、タイトルも獲って、それでもMリーガーになっていない人がたくさんいるのだ。
その人たちをさしおいて、他所から移籍してきた人をレールに乗せたらどうなるか、カンタンに分かるだろう。
それこそ、アホらしくなって連盟から他団体に移籍する人が出てくる。
そんなバカげたことを私たちはやらないし、そもそも「Mリーガーにさせるためのレール」みたいなものは存在しない。
【で、移籍した方がトクなの?】
以下は前回の記事の引用である。
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時々相談されるのが「各方面に影響力の強いプロ連盟に入った方がトクですか? 連盟で推される存在になれば活躍できそうですが、ライバルも多いから難しいですか? それよりも少人数の団体に入ってトップに立った方が効率が良いでしょうか?」という話。
こんなの、自分で考えたら分かるだろと思うのだが、意外と難しいらしい。
要するに「自分がどうなりたいか」とか「何をしたいか」によって答えは変わるのだが、それが「Mリーガーになる」だとしたら、答えは簡単なのである。
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