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Mリーグ 岡田紗佳のダブルピースはありか?

【4月4日のMリーグ】

 昭和のプロ野球は殺伐としていた。
 ホームランを打った選手がベンチの前でパフォーマンスなどしたら、次の打席では、確実にボールが肩口に食い込んでくる。そういうものだった。
 
 そういう野球を見てきた世代のオジサンファンにとっては、岡田紗佳のダブルピースは「無し」なのだろう。

 4月4日のMリーグ1回戦終了後、対局場の引きの絵を映すカメラに向かって、トップを取った岡田が満面の笑みを浮かべ、ダブルピースをした。

 岡田やチームメイトたちは、勝った時にダブルピースをすることが多いのだが、なぜか4日については、Twitterなどで「失礼だ」とか「相手への配慮がない」というコメントが多くなった。

 ああいうのが嫌いな人は、今のプロ野球選手がベンチ前のカメラに向かってやるあのパフォーマンスをどう見ているのだろうか。

 「野球と麻雀は違う」のか。
 「若い女性じゃないからムカつかない」のか。
 「野球に興味がない」のか。
 「あの手のパフォーマンスをやめてほしいと思っている」のか。
 このいずれかだろう。
 
 ちなみに私は、岡田のダブルピースは「条件付きであり」だが、野球のパフォーマンスはやめてほしいと思っている。思っているが、これは時代の流れであって、その時代の流れに逆らうと「老害」扱いされてしまうので、頑張って受け入れようとしている。

【そこにカメラがあるから】

 ああいうのを批判する人には、まずあそこにカメラが設置されている意味を考えてもらいたい。

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