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わざとチョンボするプレーヤーについて

【伝説の国士無双13メンチャン】

 6月5日に行われた「麻雀最強戦2022 Mリーグスペシャルマッチ」決勝で岡田紗佳が国士無双13メンチャンのリーチを掛け、アガった。
 園田賢も白鳥翔も、岡田のリーチが国士無双13メンチャンであることはわかっていて、「1回勝負でこんなのツモられたら優勝が決まってしまうやないかい」と思っていたそうである。
 だから瑞原明奈に放銃したかったのだができなくて、それを後悔していた。

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 が、カネポンがネット上で見た意見の中に「わざとチョンボした方がよかった」というものがあったそうだ。

 最強戦のチョンボはその場で12,000減点だから、役満をツモられるよりもだいぶマシだ。

 もちろん、プロ雀士がそんなことをしたらプロ人生が終わる。
 最強戦もモンドも使ってくれなくなる。Mリーガーだって、企業は契約を打ち切るだろう。
 
 だからあり得ないのだが、ちょうど「わざとチョンボ」の話を書こうと思っていたので、タイムリーな話題に乗っからせていただいた。

【実際にあった故意のチョンボ】

 数年前のことだが、プロアマ混合の麻雀タイトル戦予選でアマ選手Aさんが故意のチョンボをした事件があった。

 オーラス、Aさんには勝ち上がりの条件があったのだが、このままだと負けが確定してしまう。
 親はノーテン宣言で勝ち上がり。自分の手牌と残りツモを数えてもアガリの可能性はない。

 Aさんは数分間の大長考をした挙句、謝罪しながら「ツモ」とアガリを宣言し、手牌を倒した。

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