出待ちしちゃダメなの?
【怖がられる行為】
Mリーグ公式Twitterで、会場近辺での「入り待ち」「出待ち」をやめてくださいというお願いの文章が発表された。
麻雀の世界も「出待ち」や「入り待ち」をされるようになったのかと感心する声もあったが、実はけっこう前から「出待ち」問題はあった。
女性プロ雀士が雀荘のゲストの仕事が終わった後、外で待ち構えている客がいわゆる「出待ち」だ。
本当に外で待っているだけで、挨拶だけして帰ってくれれば「出待ち」で済む。
だが、中には駅までついてきたり、電車が入ってくるホームまでついてくる人もいる。そこまでくると「もうすぐストーカー」である。
さらに同じ電車に乗って、同じ駅で降りたら完全にストーカーだ。
ついてこられる方は怖くて仕方がない。
お客さんだしファンだし、言いづらいかもしれないが、ハッキリと「ついてこないでください」と言うしかないだろう。
やっている方は「ただついて行っているだけ」と思うのかもしれないが、ここはあえて男女差別させてもらう。
女性は平均して男性よりも身体が小さい。体格差があるので、それだけで怖い存在なのだ。
たとえば男性プロでも、ゲストの仕事が終わって店を出たら、プロレスラーぐらい体格の良いお客さんが待っていたらどうだろうか。その巨漢が、行く先ずっと着いてきたら恐怖を覚えるはずである。
もし、ちょっとでも人通りの少ないところで襲い掛かられたら勝てる自信がない。そういう体格差があるだけで、ついてこられたら怖いのである。
もちろん、女性よりも小さな、貧相なストーカーだったとしても怖さがないわけではない。
最寄り駅や自宅を知られてしまって、毎日のようにそこら辺をウロウロされたら気持ちが悪いに決まっている。
そういうストーカー被害のような目に遭い、ゲストの仕事に行けなくなったり、精神的に追い込まれてしまったプロ雀士もいるという話を聞いたこともある。
Mリーグの場合は少し勝手が違うと思われる。
特に「入り待ち」はストーカー行為につながらないが、やはり、大事な試合前に待ち伏せのようなことをされるのは、気持ちの良いものではない。
待っている本人は「待ち伏せ」のつもりはないだろう。
だが、やられる方はそのように感じるのが普通だ。
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