打ち手黒木真生(文・金本晃)
昨日は全日本プロ選手権の最終予選があってこのnoteの主、黒木さんが出場した。
64→32→16→8 としぼっていくトーナメント制システム。同じメンバーで2半荘打って上位2人が残る。それを3回クリアすれば勝ちだ。(→の数だけ)。
僕は黒木さんとの付き合いはライターとしてがほとんど90パーセント、このnoteでも毎回名文を書いてくれている。あとは大会の運営。最強戦もそうだ。
麻雀を一緒に打つ時もあるがそれは作家さんの調整のためのものばかり。
昔は違った。
僕が竹書房に入社したての頃にお互い自己紹介がてら麻雀を打つことになった。黒木さんはリーチをかけた瞬間立ち上がった。
なんなの?
いや、これは立ち上がるでしょ
そして…一発目のツモ牌を立ち上がったままツモり、そのまま手牌の横に置いた。8ソウでタンピン三色678の高目でドラが1枚で4000・8000だった。
あーそれは立ち上がるね
そういう会話をビビりながら聞いていた。
黒木さんのガチ麻雀を見るのはそれ以来か。
1戦目 親
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