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条件計算を機械化してはならない理由
【珍しい同点優勝】
夕刊フジ杯2022シーズンのチーム戦決勝は以下のようになった。
優勝:セット雀荘九段下ノーブル +2.3
2位:麻雀×BAR Citrus +2.3
3位:麻雀ひまわり +1.0
4位:かめきたざわ ▲5.6
たった2.3ポイントの浮きで、しかも同点優勝である。
レギュレーションでは、直前の準決勝の結果をもとに優先順位を決めていた。
準決勝のポイント順で以下のようになっていたのである。
①かめきたざわ
②セット雀荘九段下ノーブル
③麻雀×BAR Citrus
④麻雀ひまわり
④の麻雀ひまわりは、2位のワイルドカード勝ち上がりなのでポイント関係なく優先順位は最下位となる。
普通はこんなレギュレーションなど「ただの決まり」なのだが、今回は意味があった。
最後は「ノーブル」の蔵美里プロが1,300点をアガったのだが、解説の山井弘プロは勘違いしており「この手はアガれない」とコメントしていた。
当の本人は理解していた。だからこそヤミテンにしたのだが、すぐにアガリ牌の3ソーが出て優勝を決めたのだった。
【混乱の責任は誰にあるのか】
解説者が「アガれない」と言い始めた時、私は実況の筒井大輔アナウンサーのイヤホンにつながっているマイクのところへ急いだのだが、間に合わなかった。
アガってから「このアガリで優勝です」と伝えるのが精いっぱいだった。
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