若手プロに知ってもらいたいこと コネを作るのは悪いことなの?
【何もしない人は何もされない】
前回「若手プロに知ってもらいたいこと Mリーガーになるためにまずやること」という記事を書いた。
結論として「身近にいて話しかけやすく、かつ効果が大きい」という意味で金本晃「麻雀最強戦」実行委員長に話しかけようと言った。
それができない人は、私のオンラインサロンに入って相談すれば良い。それも言った。
これは言わなかったが、上記のどちらもできない人は「麻雀界というサバンナでは捕食されて終わり」である。
もちろん「いや俺はライオンとかの捕食する側になるし」という人はそれでも良い。3,000人ぐらい存在する麻雀プロの中で頂点を決める「タイトル戦」で3回から4回、優勝すれば、さすがに「最強戦」に出してもらえるだろう。
で、さらに最強戦の視聴者に面白い麻雀を見せて人気者になったら「Mリーグ」の参加企業も興味を持ってくれるかもしれない。
ただ、企業側に興味があっても、その時たまたま「新しい選手をとらなければならない」という必要がなければ、その人はMリーガーにはなれない。
その場合はまた「振り出しに戻る」になって、毎年2回ずつぐらいはタイトルを獲り続け、常に話題の中心にいて「新しい選手をとらなければならない」という「時」を待つしかない。
誰がどう考えても、そんな無理ゲーを達成できるとは到底思えないから、私が「攻略法」を教えたのだが、まだ理解できない人もいるのだろう。
「コネなどに頼らず、実力で何とかなる世界にしようと思わないのか」という意見もあった。
もちろん、私だって麻雀のタイトル戦で勝った人が「いい思い」をする世界になってほしいが、現実としてそうなっていないのは明らかだ。
毎年、多くのタイトルホルダーが誕生するが、タイトルを獲りさえすれば無条件に応援してくれるというファンを見たことがない。
当たり前なのだが「タイトルを獲って、ファンサービスもするプロ雀士」が応援されるようになる。
その次に「タイトルを獲っていないけど、ファンサービスをするプロ雀士」が応援される。
「タイトルを獲ったけどファンサービスは何もしないプロ雀士」はその次で、最下位が「タイトルも獲れないしファンサービスもしないプロ雀士」だ。
これを説明しなければならないのが情けないが、理解できない人がいる以上仕方がない。
相手に対して何もしない人は、相手から何もしてもらえないのが普通だ。
いつも言うが、世間はお母さんではない。
口をあけていれば餌を放り込んでくれる母鳥はもういないのだから、自分で餌を探して自分でパクっと口を動かして食べられるように頑張ろう。
【超カンタンなお仕事】
そもそも「コネ」を作るという行為は悪かったり、恥ずかしいと思うべきことなのだろうか。
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