見出し画像

点数計算できない人がフリー雀荘に行ってもいいか?

【実はできない人も多い】

 大学1年生の時に初めてフリー雀荘に行った。友達に半ば無理矢理に連れていかれたのだが、1卓しか立っておらず、下家はパンチパーマのオジサンで、耳に赤鉛筆をはさんでいた。
 

 ホンマにおるんや、こういう競馬好き丸出しみたいなおっちゃん。ちょっと怖いなー。

 そんなことを思いながら麻雀をやった。対面は友達で、上家の印象はまったくなくて覚えていない。

 この時点で私は点数計算ができなかった。だが、何とかなった。
 
 一応、以下のような知識だけはあった。

・1ハンは1,000点(親は1,500)
・2ハンは2,000点(親は2,900)
・3ハンは3,900点(親は5,800)
・満貫以上はわかる
 
 七対子とピンフをツモった時の点数はよくわからなかった。
 関西にはピンフツモがなかったし、七対子を30符で計算する文化も結構あったからである。

 で、リーチしたのに「1,000点」とか言ってたら、パンチのおじさんが「1,300だよ」と言って払ってくれたりした。

 別に、点数計算がちゃんとできなくてもある程度は遊べるのだ。

 ただ、まったく何もしらない状態ではさすがにまずい。
 一応は「知ろうという努力だけはしてますんで。でもまだ途中ですんで」ぐらいの感じがあった方が、教える方も救いがある。

【そもそも点数システムはこれでいいのか】

 これはあくまでも私見だが、私がすべてを決められる王様だったら、麻雀の点数計算を一変させる。
 理想は最低が4点で、支払いの最低は1点・2点だ。
 なぜなら、いきなり最少で1,000点も入る競技などないからである。
 おかしいのだ。違和感がありすぎるのだ。
 
 我々は麻雀を数万半荘と打ってきたからマヒしているが、初めて麻雀を打った人が「千点」と言われたら、とてつもなく高い点数を支払わされる! と思うのが普通なのだ。

画像1

ここから先は

2,177字 / 3画像
この記事のみ ¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?