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私と金本晃編集長が嫌われる理由


【5,000人から嫌われたカネポン】

 かなり前に、カネポンこと金本晃「近代麻雀」編集長がしょうもないアンケートを「X」上でとった。

 この時は7,058人中73.7%、つまり5,200人ぐらいが「金本が嫌い」と答えた。
 私はそれ以外の1,850人ぐらいから嫌われているという結果となった。
 雑誌の編集長が5,000人以上から「嫌い」と言われるのってすごい。
 出版界の超有名人でテレビでコメンテーターをやっていたりするなら分かるが、麻雀という小規模な世界でこの数字はえぐい。
 これは2022年に実施したものだが、彼は2023年にも同じことをやっている。

 すると一気に数が減って、投票したのは2,000人ほどになった。さすがに皆さんもバカバカしくなってきたのだろう。
 カネポンは私の名前を上にするという「無駄な抵抗」をやったが、結果はカネポンの勝ち。
 カネポンは約1,330人から嫌われ、私は720人ぐらいから嫌われているという調査結果になった。
 この時はさほど気にしておらず、むしろ投票する人が減って残念という気持ちだった。
 また、カネポンとの勝負に負けたのも残念だった。
 だが、今回の「カネポン嫌い」はちょっとワケが違う。

 「作家や作品は好きだけど、媒体や運営会社が嫌いだから買わない」
 こういう人が本当にいるとしたら看過できない。
 アンケートに「嫌い」と入れられるだけならシャレになるが、実害があるなら話は違ってくる。

 でも、そんなことある?

 私は自分が買いたいものがあったとして、その販売元が嫌いな会社だったとしても、それを理由にして「買わない」という判断をしたことがない。というか、そもそも嫌いな会社が存在するという発想がよく分からない。
 日本プロ麻雀連盟チャンネルを立ち上げて数年経った頃「連盟の選手たちは好きだけど、チャンネルに課金したら森山が儲かるから支払わない」とコメント欄に書き込んでいる人がいた。
 いやいや、どうせアナタは払うつもりないくせに。
 そう思いつつも「森山さんの懐には1円も入らないから安心してください」とコメント欄に投稿してみたが、その人からのリアクションはなかった。
 いったい、どういう心理なのだろうか。

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