若手プロに知ってもらいたいこと 移籍の際の注意点
【なぜ連盟に移籍しないのか】
「最高位戦日本プロ麻雀協会」の選手が多数退会した件については、2つのnoteを書いたことで私なりには決着したつもりだったのですが、カネポンこと金本晃「近代麻雀」編集長の好奇心は止まりません。
「ほぼ全員が日本プロ麻雀協会に移籍しているじゃないですか。どうしてですか? なぜ日本プロ麻雀連盟には移籍しないんですか?」
この人は本当に東京大学を出ているのでしょうか。
あのね金本さん。プロ連盟の選手がリーグ戦に出た場合、それを放送するのは何ていうチャンネルですか?
「日本プロ麻雀連盟チャンネルです」
それが分かったら、もう答えが出ているのと同じじゃないですか。
「最高位戦」と「スリアロチャンネル」は、従来のような契約関係ではなくなったようです。最高位戦の公式戦などについては、今後は「スリアロチャンネル」や「麻雀団体LIVEチャンネル」ではなく、最高位戦独自のチャンネルで放送されることになります。
その一方で、スリアロチャンネルの母体であるリーチ麻雀チェーン店「マーチャオ」グループとの関係が深い選手たちが最高位戦を退会しました。
辞めた理由は人それぞれだとは思います。が、背景には、放送媒体として最高位戦とスリアロがライバルになったということがあると思います。これからは視聴者の奪い合いをするわけですから、商売上は「敵」となります。
そういう状況で最高位戦に所属しながら、マーチャオグループで働くというのは、ちょっとやりづらいのではないでしょうか。
お店の仕事をしつつ、スリアロチャンネルにも出演しながら、試合の模様は最高位戦のチャンネルで放送されます。特に問題なくやっていければいいのですが、常に何かトラブルにならないかと、ヒヤヒヤしながら生活を送らなければなりません。
また、どちらかの組織で出世すればするほど、疑いの目で見られるようになります。
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