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二階堂瑠美が変顔しただけで炎上

2023年8月8日 約142万回表示

■炎上度 ★★★★★

■概要

二階堂瑠美が「Мリーグ」などで対局中に「変顔」をしただけでコメント欄が荒れた。また「X」でも「普通にクソである」「単純にサムい」などの誹謗中傷ポストがあった。これに対し筆者が記事を書き、それを「麻雀最強戦」の公式アカウントが告知したところ、142万のインプレッションがあり、72件の返信があるなど注目を浴びた。

【ダメに決まってる】

 結論から言うと「なし」である。
 特に、初対面の人と打つ場合などはやめておくべきだ。嫌われたり怒られたりすることもある。
 ま、当たり前だ。こんなことは、わざわざ他人が言うことではない。麻雀じゃない他の場面でもやらないだろう。たとえば打ち合わせとか、初めて会った人とごはん食べる時とか。そういう場で「変顔」はしない。
 ではなぜやってしまう人がいるのか。それはもう「なっちゃう」からである。
 二階堂瑠美以外に「変顔」をしてしまう女性プロ雀士が2人いる。1人は元女流桜花の川原舞子プロだ。彼女は「最強戦」で「変顔の女王」というキャッチをつけられるほど変顔をする。でも、もっとすごいのが小笠原奈央だ。彼女とは様々なタイトル戦の予選で当たるのだが、ふと見ると舌をベローンと出していたりする。笑いをこらえるのが大変なので、できるだけ見ないようにして打つようにしている。

川原舞子
小笠原奈央


 3人に共通しているのは「無意識にやっている」ということだ。これも当たり前である。
 大事な麻雀の対局中、わざと変顔する人なんかいない。本人なりに集中してやっている結果、そうなってしまうのだ。

 大昔の話であるが、瑠美と妹の亜樹と一緒に電車に乗っている時、瑠美の顔をふと見ると、唇をヒヨコみたいにしてピヨピヨしていた。ずっと、かなりのスピードでピヨピヨしていた。
 私は「変なクセになるからやめた方がいいよ」と言ったのだが、亜樹は「瑠美ちゃんのこういうの昔からだから直らないですよ。もう、あきらめてください」と言われた。
 瑠美は「えへへへへ」と言っていた。

 まあ、電車の中だから「この人だいじょうぶかな」と思われるだけで済むが、プロが麻雀中に、となると話が違ってくる。
 川原は通り名とは反してしまうが、変顔を極力しないよう努力したそうである。それでも出てしまう時があるのだが、そうやって変顔を抑えたことで女流桜花のタイトルを獲得した。もしかしたら、変顔はかなり不利なのかもしれない。
 対局中はツッコめないので、小笠原には試合終了後「めっちゃベロ出てたで」と言うのであるが、そのたびに真顔で「すみません! 本当にすみません!」と謝ってくる。
 いや、謝らなくてええんやけどね、あまりにもすごかったから。白目むいてたし。
 「ああすみません! 無意識になっちゃうんです!」と、すごく謝ってくるので可哀想なのであるが、本人は直したいみたいだから、気がついたら言うようにしている。
 

【ダメな理由】

 私は対局中の変顔は「なし」だと思っているが、これは少数派の意見なのだろう。現状、禁止はされていない。
 また、私は「なし」だと言っているが、変顔をされたからといって嫌な気分になったり不快に思うことはない。ただ、面白いだけである。
 これは私個人の意見であって、ルールは主催者が決めることである。だからまあ、やりたい人がいたらやってもいいのだが、そもそも「やりたい人」などいないはずだ。
 それでも「やってしまう」とか「なってしまう」という悩みがある人がいるだけなのである。
 とにかく、当たり前だが、変顔はやらない方が無難だ。もし、今の時点でそういうクセのある人がいたら、直した方が良い。
 これまた当たり前すぎて書くのも恥ずかしいが、変顔がダメな理由を挙げてみよう。

この記事は7月1日発売の「麻雀界炎上事件簿」に収録する予定です
noteで購入すると400円と少し高いですが、定期購読(月980円)なら今月の記事はすべて無料で読めます
また、7月1日発売の書籍は1,500円ぐらいになりそうです。
今後も少しずつ発表していきます

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