若手プロに知ってもらいたいこと　女性プロ目当てのプロ活動って何？

【嫌われるだけの無駄な行為】

　ここ最近、複数の女性プロやその関係者から聞いたのですが、ほぼ初対面の女性プロに対し、下心アリアリの連絡をしてくる男性プロがいるそうです。それも結構な数が。
　
　LINEやTwitterのDMで接触するそうなのですが、それが非常識なことだという認識があまりないようなのです。
　
　若い男の子が女の子にちょっかいを出すのは、ある意味で健全といえば健全なのですが、社会人としては「あり得ない行為」です。

　もちろん、真面目に交際しようとしている男女にストップをかけるつもりはないのですが、少なくとも女性側が「迷惑だな」とか「キモイ」「嫌だな」と思っている場合、男性としては非常に恥ずかしい状況になっていることを理解しましょう。
　そう思っている女性は、ほぼ間違いなく「大人」に相談するからです。
　特に芸能界からプロ麻雀界に入ってきた人たちは、事務所の人に相談したり、その人がプロ団体に入る際に窓口になった人に相談するでしょう。
　
　そしてその大人たちは、眉をひそめて嫌そうな顔をします。
　「なんなんだ、こいつ」

　そう思われてしまうんです。
　実際、私は相談をされたり情報を得たから、こうやって原稿を書いているのです。
　そして、もし個人名を知ってしまったら、私もやはり「なんなんだ、こいつ」と思ってしまうでしょう。

　女の子に嫌われた上に、業界内での評判も下がってしまうんです。
　良いこと1つもないじゃないですか。

　しかも、芸能事務所の人とかに「やっぱりしょうもない業界だな。早く辞めさせよう」と思われてしまうんですよ。

　だから、やるんなら、せめてちゃんとやりましょうよ。
　3枚見えているドラ表示牌のカンチャン待ちで親リーチに押し返すようなものですよ。たぶんあと1枚は他家の中です。可能性があるように見えて全然ないんですよ。
　あるのはリスクだけ。そんなので突っ込んでいったら、点棒を払う上に、恥までかきますよ。

【すごいストレス】

　もちろん、麻雀界の中で恋愛しようと結婚しようと、離婚しようと自由ですよ。
　それを制限するのは難しいと思います。
　
　ただ、他人に迷惑をかけてはいけませんよね。
　その男性はただ「好意を伝えただけ」かもしれませんが、受け手側の女性は違います。単に「その男性側にとって都合の良いこと」を言われているだけなんですよ。