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めぐみさんの「錯チー」noteについて取材した

【そこで何があったのか】

 2021九州最強位で広島在住のアマチュア主婦雀士・めぐみさんのnote「大会でプロが勝手に錯チーを裁定した話し」が話題になった。

 実際にnoteを読んでいただくのが一番良いのだが、時間のない方のため以下に要約する。

 めぐみさんが参加したのは、プロアマ混合のちゃんとしたタイトル戦で、各地の予選を勝ち上がった選手による大会だった。
 その試合中、Aプロがチーをした際、フーロのターツを間違えてさらしてしまった。3ピンをチーしたいのに2ピン3ピンとさらしたのだ。
 打牌完了前だったが、Aプロは立会人を呼んだ。だが反応がなく、同卓していたBプロも立会人を呼んだが、やはり反応がなかった。
 そこでBプロが卓内で裁定を行った。打牌完了前なので、正しいフーロ面子に改めて、ゲームは続行された。
 その局に、めぐみさんが切った牌にAプロが「ロン」をして、8,000点をアガった。

 めぐみさんは後悔した。なんであの時「ちゃんと立会人を呼んでほしいです」と言えなかったのかと。
 もちろん、プロABの2人がとった行動にも納得がいかなかった。だから、noteに愚痴を書いた。愚痴と、自分への戒めを書いたのである。

 特にその大会やプロたちをネット上にさらしたかったわけではないから、名前はすべて伏せたのだが、本人の予想以上の反響があった。
 Twitterの「いいね」は326件、noteの「スキ」は136ついていた(2022年6月11日15時現在)。
 
 めぐみさんに電話取材を申し込むと、OKをいただいた。

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 思いのほか反響が大きく、戸惑っているとのことだった。

【モヤモヤした気持ちでプレーさせない】

 取材はOKだったが、私が一番聞きたかったことは伏せられた。大会の名称と、プロABの名前である。
 
 実は、すでにめぐみさんに対し、そのプロAB両者から謝罪のDMが送られていたのだった。
 これに対し、めぐみさんは、私のnoteの取材を受けることを話したそうだ。AプロとBプロの名前と大会名を伏せた上で取材に応じたいという話をしたのだった。

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