菅原千瑛「BEAST戦記」05 2024年2月12日
※この記事は近代麻雀2024年4月号掲載記事になります
8時すギ!全員集合
2月12日第ニ試合。Mリーグ23-24シーズン、自身の19試合目。
個人ポイントとしては(執筆時現在は)ここでトップを獲れたら単独9勝目、ラスをひくとこれまた単独の9ラス目、さらに2着ならば初2着となる試合を迎えます。
そしてチームのポイント的には、ターゲットとなる6位のチームは雷電。この日はMリーグでは初対戦の萩原さんとの直接対決。出来れば雷電より1つでも上の着順で終えたいところです。
南3局ラス目の内川さんの満貫ツモアガリにより、実況日吉辰哉さん「大変です! 2月の12日の20時5分! "全員集合"致しました!」
(あと5分早ければちょうど8時でしたね。笑)
※麻雀においての"全員集合"とは…オーラスに対局者全員が持ち点2万点台であること、だそうです。
オーラス、持ち点は僅差ながらトップ目。(敬称略)
親 内川幸太郎 21600 (KADOKAWAサクラナイツ)
菅原千瑛 29400 (BEAST Japanext)
萩原聖人 20800 (TEAM雷電)
多井隆晴 28200 (渋谷ABEMAS)
当然トップを獲りたいしラスはひきたくないのですが、ここまでの接戦だとどの着順もあり得るという点数状況です。
このままBEASTと雷電のトップラスで終われたらベストですが、仮に自分がアガってトップの場合、ツモは300-500から700-1300まで。そうではないと親被りで内川さんがラスになってしまいます。ロンは内川さんだけではなく、多井さんから8000以上でも変わってしまいます。
これらは誰かからリーチ棒が出た場合、すぐに条件は変わってきます。
例えば、内川さんからのみリーチの場合、その時点で自身が何点のツモあがりでもトップラスは叶いません。
しかしながら最後の親番+3着目+接戦=リーチがかかる可能性大です。
流局の場合は全員ノーテン、1人聴牌、多井さんとの2人聴牌のみ着順は変わりません。それ以外は変わってしまうのです。
以上を踏まえて、
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