
昭和の麻雀・森山茂和「泊って行けよ。風呂も沸かすからー」【文・荒正義】
森山茂和は1951年11月6日、山口県小野田市大正町(現在は、山陽小野田市)の生まれだ。
日本プロ麻雀連盟の三代目会長である。初代は、ミスター麻雀の小島武夫。
二代目が、麻雀ではカミソリの切れ味と云われた灘麻太郎であった。
1981年、第9期王位戦を獲得。森山はこのとき29歳か。まだ、タイトルが少なかった時代だ。
あったのはたったの2つ。
王位戦ともう一つのタイトルは、近代麻雀の『最高位戦』である。
『王位戦』は、プロアマ混合戦で読者の人気があった。参加者は、予選から1000人を超えたはずである。
ここから先は
1,339字
/
1画像
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?