見出し画像

「U-NEXT Pirates 瑞原明奈スペシャルインタビュー」。瑞原明奈の人生[明け凪(なぎ)のメーテル]漫画化記念!!

U-NEXT Piratesのメンバーとして、2度のチーム優勝と2021シーズンのMVP経験がある瑞原明奈の麻雀プロ人生を漫画化。
二児の母でもあり、「気高き女海賊」の呼び名で老若男女多くのファンに愛されている瑞原に、漫画化にあたっての素直な思いと、描かれている知られざる素顔の様子について、特別に語ってもらった。
文&インタビュー:須田良規(「明け凪のメーテル」原作)


須田良規「こんにちは、瑞原さん。ほとんど初めましてですかね。日本プロ麻雀協会の須田良規です。私の方ではもちろん瑞原さんは画面の向こうでいつも活躍を拝見しています」

瑞原明奈「こんにちは!須田さんは私がプロになりたての頃にちょっとお会いしていたかと思います。ご無沙汰しています」

須田「今回ご一緒にお仕事させていただくということで・・・改めまして、よろしくお願いします。ところで、前年度のMリーグでのU-NEXTパイレーツ優勝おめでとうございます。瑞原さんはチームで2回目の優勝になりますね。まずはそのお気持ちについてお聞かせ願えますか」

瑞原「ありがとうございます。素直に嬉しい気持ちと・・・、それからやはりホッとした気持ちが強いですね。2年前にセミファイナルで敗退して、メンバーの入れ替えがあったときパイレーツ界隈は大きな悲しみに包まれていたんです。私たち自身もですが、何より応援してくださるファンの皆さまに本当につらい思いをさせてしまったと思います。だからこそ、皆さまに喜びを届けたい、届けなければならないという決意をずっと抱え続けてきました。それをやっと成し遂げることができて、ひと安心といったところですね」

須田「確かに、パイレーツは優勝という最高の経験があったり、入れ替えシステムの導入がなされたときにちょうどその条件になってメンバーが変わったりと、激動の歴史がありますよね。瑞原さんも、感情の揺さぶられる大きな出来事の多いMリーグ生活だと思います。ひとまずは、今のオフシーズンは心穏やかに過ごせるのではないでしょうか。さて、このたび瑞原さんのそのドラマチックな人生をコミカライズすることになりまして、私が原作をして、カタケイさんという漫画家さんの作画で漫画という形でファンの皆さまにお届けしたいと思います。ご本人としてはどうでしょうか。やはり恥ずかしいとか、そういった思いはありますか?率直に言ってどうでしょうか」

瑞原「私は昔から漫画が大好きなので、自分が主人公の漫画ができるなんて、身に余る光栄だと思いました。もちろんちょっと気恥ずかしさはありますが、それ以上に嬉しい気持ちが大きいです」

須田「漫画もお好きなんですね。どんな漫画を読まれてましたか」

瑞原「少女漫画ですね。あとはミステリー系、バトル系も読みます。昔から大好きなのは『ご近所物語』、最近の少女漫画だと『君と僕の大切な話』。あとは・・・『ちはやふる』『かくかくしかじか』『ソラニン』とか。超王道だと『ONE PIECE』も大好きです!」

須田「意外にたくさん読まれてるんですね。麻雀漫画はどうですか」

瑞原「基本的にあまり読んでないかもしれません(笑)。でも、片山まさゆき先生の作品は競技麻雀にスポットを当てているものが多かったので、面白くて読んでました」

ここから先は

2,517字 / 3画像
この記事のみ ¥ 300

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?