まつかよノート第4回 松本圭世
【トッププロの思考をお届け】
──この連載はMリーグで開催初年から選手を最も近い場所でインタビューし続けるレポーター・松本圭世(まつもとかよ・通称まつかよ)が選手との会話を通して学び、自身の麻雀力をアップしていく! という企画である。
第4回目の学びは・・・
まつかよMemo
【245m19s3566p発発西北】 ポン【6p】 N2① たろうバラバラから【6p】ポンすごすぎ!
今回取り上げるのは赤坂ドリブンズ・鈴木たろう選手(以後たろう)の選択だ。
4回目を迎えるまつかよノートの連載だが、すでに2回目の登場となる。
…ペース早!(笑)
ゼウスの選択。凡人が簡単に真似できるものではないのは分かっているが、その思考はつい深堀りしたくなっていまう。
Mリーグ2021・1月4日第二試合 南2局2本場供託2本 ドラ【西】
トップ目と7000点差で迎えた2着目、親番のたろうの配牌はこちら。
(さすがにこの配牌は無理。ふわっと【9p】や【北】を切って手は進めるけど無理せず安全にいくよね。親番落ちて残り2局で勝負! 満貫か跳満一発アガればトップだし問題ない問題ない☆)
麻雀をたしなむ人のほとんどはこの配牌を見たときに私と同じことを感じるだろう。
実際たろうも【9p】【1m】【8m】と切り出していき、トップ目のU-NextPitates小林剛選手(以後小林)から【白】ポンの仕掛けが入ると現物の【5s】を選び降参態勢、小林が安くあれと祈るだけの時間になるかに思われた。
しかし次巡たろうからまさかの発声が。
『ポン!』
(え!? やめたんじゃなかったの??)
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