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【無料記事】わたしのおすすめ本【文・吉田光太】
こんにちは、吉田光太です。
金本編集長からnoteが大好評だと連絡を頂きました。
過去4部作
すべて凄い売れ行きだそうです。
特に「追憶・仲林圭」は70万インプレッションもあったそうです。
ありがとうございます。
世界が吉田を待っていたのを実感しています。
吉田も皆を待っていた!
記事的には「Mリーグ」や「時事ネタ」を題材にした方が売上が伸びると思います。
しかし4作で金本編集長にも恩返し出来たので、許可を取って(取ってない)好きな題材で書きます!
最近の私のイメージだと、
プロ連盟、キングダム、ぎりぎりのツイート、「龍」本体のほう、あたりですかね(?)!
でも、実はもともとblog雀士でもあるのです。
私は15年間にわたって1000話もの麻雀blogを書きました。
「プロ雀士吉田光太の横向き激闘記」といい、なんと累計で100万人もの人が読んで下さっています。
ただ、私は誰が読んでくれたか判らないので、言ってもらえると嬉しいです!
「横向き」とは、私の麻雀を打つ際のフォームを表しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1694862867446-pcbqzvlWEA.jpg?width=1200)
これ、斜に構えすぎてタイトル戦の決勝で主催者の方に
「キミ、もう少し前を向いて打てないのかね?」
と叱られた事があります。
決勝戦の最中にだよ? ヒドイよ…
翌年にはそのタイトル戦、予選から「横向き禁止令」が出ました。
歴史を変える男・吉田。
さて、blogですが私が麻雀店で出会った猛者を題材にした「雀豪列伝」というシリーズがメインです。
こんな打ち手が居た、こんな事件があった、というのをフィクションを交えて紹介しています。
1、雀豪列伝「暴走族の男」全68話
①18歳の少年が雀荘に就職
②玄関の扉が無い家、疑惑のノーテンリーチ
③殺人前科のある男に殴られる
④足の爪の先まで麻雀にのめり込む
⑤マンション麻雀での戦い
⑥夜の世界への誘い
⑦そして、崩壊…
2、「関西弁の男」全14話
①奈良から一人の男が流れ着く
②宿無し、車で寝泊まり
③メンバー同士の喧嘩
④家族としての絆
3、「joker」全10話
①牌に愛された男が麻雀を辞めた理由(ちょっと説明大変なってきた)
文章力が無いので(じゃあ書くなよ)お見苦しい点もあるかと思いますが、「面白い!」、「一気読みした!」なんて事もたまーに言ってもらえます。
ただ、文章って女性ウケが悪いんですよね。
ましてやこの動画やnote最盛期に。
では、ナゼ私が文章を推すかというと阿佐田哲也さんの世界を広めたいからなんです。
阿佐田哲也ーーー5秒で解説すると
・戦後の動乱期にバイニンとして麻雀で生計を立てる
・ギャンブル小説の第一人者
・著書「麻雀放浪記」は200万部発行
・麻雀新選組を結成し、プロ界の創設にも貢献
麻雀放浪記は“坊や哲”と呼ばれる青年が博打の世界で凌ぐさまが描かれているのですが、筆者の勝負に対する造詣がとても魅力的なのです。
Amazonの電子書籍アプリKindleで500円ほどで読めるので是非!
放浪記以外にも20冊ほどありますが、まずタイトル名が好きなのが
「東一局五十二本場」ですね。
どうして?
五十二本場? 誰かアガれよ、ってなりますよね。
ディープなのが好きな方は
是非「ドサ健ばくち地獄」を
ドサ健、ばくち、地獄、もうこれだけで白メシ行けますね。
放浪記でにも出てきたギャングスター・ドサ健が東京イチ高い賭場を作る話です。
また、阿佐田哲也さんと並んで大ファンなのが白川道(とおる)さんの「病葉(わくらば)流れて」という作品です。
大学に入ったものの無為な日々に疑問を抱き、新宿で麻雀にハマって行く筆者の話です。
競輪、酒、女…挙句の果てには学生証をカタにクラブのママから100万円を借りる始末なんですが…
かつて新芽だったことがある。
青い色をした仲間たちは、季節がうつろっても、
輝きを失うことはなかった。
仲間たちは、陽の光を、風の香りを、
ごく自然に受け止めていた。
ある日、ふと、疑問が頭をもたげた。
自分の葉脈のなかに流れているものが、
他の仲間たちのそれとは、
どこかちがうのではないか・・・・・。
疑問はふくらみ、やがてはじけた。
樹から落ち、腐葉土のなかに身を置いた。
そして自覚した。
病葉・・・・・。
そのときから時間の水脈に身を任せた。
どう流れゆこうと、しょせん、
病葉は朽ちるだけだから。
―白川道『病葉流れて』より
滝沢和典pも大好きな作品なのです(全8部)!
およそ50年前に書かれた「麻雀放浪記」、20年前に書かれた「病葉流れて」。
私のnoteを通じて、1人でも多くの人に知ってもらえたら幸いです。
fin.
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