【無料記事】週刊セトマイ麻雀日記②孤立牌の残し方をNAGAと考えてみる会
日本プロ麻雀連盟40期後期の瀬戸麻衣です。
最近はよくネット麻雀の牌譜をNAGA(麻雀AI)に解析してもらいます。
その時ふとした疑問が出てくるんです。
序盤の孤立牌はどういう風に選択するんだろう?
システム的に打牌選択できるようになると、他家の河や手出しにリソースを割けます。そうすると、もっと他家の動向に注意深い麻雀ができるようになるのでは?と思います。
結論から。
🌟役牌を切る時
・ピンフ、タンヤオが見える
・ブロックが足りてる
(体感ダブ東→ダブ南→三元牌→オタ風→自風)
🌟オタ風を切る時
・ブロック不足
🌟数牌を切る時
・染め手(残り孤立字牌がほぼ役牌)
・1.2.8.9孤立(これはパターン化は難しい)
→①相対的にくっつきが弱い(中ぶくれ等強いくっつきが残っていてターツが足りそう、役牌重なると嬉しい)
→②ピンフかタンヤオが見えにくい(役牌の重なりが嬉しい)
..........
基本的に字牌→数牌の切り順になると思うので字牌を切る時から考えてみます。
実践譜から例を見てみます。
🌟役牌を切る時
→中(役牌)
ピンフ・タンヤオが見え4ブロック。2pと2sが残っており、それらが真ん中に伸びて仕掛けもできそう。
→南(ダブ南役牌)
ピンフが見える。4ブロック+孤立赤赤
→東(ダブ東役牌)
56788m5sで横伸びに期待できる。ターツ不足で5s切りのロスが多すぎるため、役牌の中で唯一他家に有利になるダブ東から切る
🌟オタ風を切る時
→北(オタ風)
ブロック数が足りない。
→西(オタ風)
ブロック数が足りない。現状2ブロックのみ。
147を残して重なって使いにくいオタ風は切る。
どうせオタ風は使いにくいのに147で持ってるとなんか1切っちゃう。
🌟数牌を切る時
→6p
ブロック数が充分。安全度。
筋の3pあるのでくっつきも無い訳ではない。
(連盟ルールあるあるの三色マニアが出て白切りました)
→9p
染め手が強く見える。4ブロック+孤立字牌のためかなりできそう。
9pのくっつきが弱い。
→2m
タンヤオで仕掛けた時にもブロック数が足りてる。3m来ても使える。ピンフかタンヤオがほぼつく。
23両面ターツオーバーよりダブ東重なりが強い。
→9m
くっつきが愚形のため19mを切る。
スピードが遅い。役牌の重なりが嬉しい。チートイでもいい。
親への安全度で現物1mを気持ち程度に残す。
おまけ
→中(ドラ役牌)
僅差のオーラスです。
アガりやすさと鳴かれにくさで第一打ドラ役牌なんだ〜
グルメ日記
秋葉原の塩辛屋さん。最高です。
塩辛じゃがバターとおでんがめっちゃくちゃ美味しかったです。
日本酒飲めるようになったらもっと幸せ感じられるんだろうな〜と思います。20歳になるのが楽しみっ!
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