私設Mリーグダービー【最終回】ありがとうMリーグ【文・平岡陽明】
歴史的な低ポイントでの結着
今季もわれわれの戦いが終わった。
まずは最終成績をご覧いただきたい。
1位 デジタル高見
佐々木寿人 +16
仲林圭 +266
高宮まり -64
白鳥翔 -83
total +135
2位 ガチ水谷
多井隆晴 +30
勝又健志 +404
内川幸太郎 -204
茅森早香 -165
total +65
3位 チーム平岡
松ヶ瀬隆弥 -278
瑞原明奈 +378
醍醐大 -214
堀慎吾 +92
total -22
4位 タクシー貴
鈴木大介 -97
渡辺太 +36
菅原千瑛 -48
瀬戸熊直樹 -1
total -110
5位 メタボリック健
伊達朱里紗 +215
小林剛 -195
本田朋広 -183
二階堂瑠美 -18
total -181
優勝チームが+135ポイントという、歴史的な低ポイントでの結着となった。私のチームは最終週が始まるまでトップだった。しかし最後に醍醐がラス、堀がラス、松ヶ瀬が3着。トータル3位でレギュラーシーズンを終了した。
まあ、瑞原が爆発開始するまでの前半のダンラスを思えば、上々の結果と言わねばなるまい……って、そんな訳ないだろ!
優勝したかった!!
く、や、し、い、よ〜!!
今シーズン振り返り
それでは各オーナーに、今季を振り返ってもらおう。
1位 デジタル高見「一言でいえば、まわりの弱さに助けられた」
total +135
(寿人+16 仲林+266 高宮-64 白鳥-83)
私設Mリーグを制覇できたものの、想定よりもかなりポイントは低めでした。勝ちに行ってこの結果はかなり恥ずかしいです。一言でいえば、まわりの弱さに助けられましたね(平岡談:口を慎みなさい)
開幕前は、寿人と仲林のツートップでそれぞれ+200ずつ。高宮と白鳥は、どちらかが好調と不調を分け合ってイーブン。計+400ポイントが目標でした。
寿人は全体的に厳しい戦いを強いられました。それでもほぼトントンに持ってきたのは流石です。
仲林は期待に応えてくれました。最近出た戦術書『逆算から勝つ麻雀』の内容も素晴らしかった。多井を頂点とする麻雀プロ生態系の中でも、ライバル一番手と言えるところまで来たのではないでしょうか。(平岡談:そこまで来たか! たしかに今季は憎たらしいほど強かった。)
高宮と白鳥は牌勢的に苦しく、慎重に戦ったシーズンでした。だからこそマイナスも抑えられた。とくに白鳥はマイナス域に行っても、3桁は叩かないだろうという安心感がありました。連盟でもA1に上がったし、全盛期を迎えそうですね。
高宮は1ファンとしては、多少ポイントを減らしてもいいので、激押しするシーンがもっと見たかったかも。だけどオーナーとしては、チーム戦を意識した、安定した戦いぶりは非常にありがたかったです。
総体としては、まわりの弱さに助けられましたね(平岡談:おかわりすんな)。来季はすこし「ロマン枠」に寄ったドラフト戦略を考えています。
2位 ガチ水谷「出てくるだけで興奮するのは茅森だけ」
total +65
(多井+30 勝又+404 内川-204 茅森-165)
新規参入シーズンとしては上出来でした。勝又は言わずもがな、多井も流石でした。ただし多井の「11月全休」は不満が残りました。もっと出てたら、もっと勝ったでしょう!(平岡談:オカルト大事。だめな月は、だめなツキ)
内川は、よもやのマイナス。不調で起用が減ったのは、よかったのか、悪かったのか。(平岡談:よかったでしょう。だめな時は打たないに限る。)
茅森は最後に「らしさ」を見せてくれたので、報われる思いがしました。出てくるだけで興奮するのは茅森だけです。
しかし内川と茅森の二人でここまでマイナスするとは、Mリーグは怖いですね。来季の格付け更新も終わりました。ランキングは企業秘密ですが、S級選手は一増一減。来季も「ガチ」なメンバーで、ダントツの優勝を狙いますよ。
3位 チーム平岡「かつて村上淳に取り憑いた疫病神が松ヶ瀬に」
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