「私、今が推し時ですよ!麻雀への熱は本物です!」日本プロ麻雀協会・鈴木桃子
日本プロ麻雀協会・鈴木桃子プロ。麻雀プロになって、わずか2年だが、デビューから女流リーグで連続昇級を果たし、来季は女流Aリーグ、女流雀王を狙える位置にたどり着いた。
https://twitter.com/momokonyanko_
最近では麻雀対局予想でも知名度を高めている彼女だが、胸の内には熱い思いを秘めている。女流Aリーグ参戦を前に、今の活動や麻雀への思いについて聞いた。
■女優から、鋼のメンタルを持つ麻雀プロへ
鈴木は麻雀プロになる前、子どもの頃から事務所に所属して舞台に立ってきた女優であり、現在も「2.5次元系」という、漫画やアニメなどの「二次元」をリアル化した舞台などで活躍をしている。麻雀自体を覚えたのも、比較的最近のことであるようだ。
「コロナ禍の頃って、いろいろなものが中止になったじゃないですか。私のやっていた舞台の仕事も全部飛んじゃって時間ができたので、大学には行きつつも遊びまくっていたんです。で、そんな生活にもちょっと飽きてきて『なにかやろうかな』と思ったときに、たまたまYouTubeで麻雀プロがやる人狼の番組を見たんですね。それで、『麻雀ってなんだろう』と思って、とりあえず麻雀店のアルバイトを探しました」
麻雀について調べる、ルールを覚える前に、まずやったことがアルバイトの検索。この話だけでも、行動派の印象を受ける。
「ほんと、麻雀牌が何枚あるかとか、牌の種類も分からないでアルバイトしはじめましたからね。『發』とか、読み方もよく分からないし。そこで最初はウェイトレスみたいなことをするんですけど、当然自分でもやってみたくなるじゃないですか。そうしたらお店の人が丁寧に教えてくれて、お店でも打つようになりました」
店で麻雀を覚えた後は、新井啓文プロ、矢島亨プロ、浅井堂岐プロなどに麻雀を教わっている。ただ、麻雀はいい先生に教われば必ず強くなる、といった性質のゲームではない。
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