「相手の絞っている牌を読む」残りライフ6800点のロボが明かす、単騎選択の理由
文・青森りんこ
10/7(金)のMリーグ2戦目の南3局。今シーズン初登板の小林剛プロは6800点持ちのラス目で親番を迎えていた。
3着の東城プロとは15100点差。このまま親が流れてしまった場合、高確率でラスのままこの半荘を終えてしまうこととなる。なんとしてでも連荘したい親番である。
しかし、無情にも6巡目リーチが東城プロから飛んでくる。
押して放銃してもラス、オリてもほぼラス。ならば、まっすぐアガリに向かって着アップを狙いたい。かなり押し得な局面だ。
リーチにひるまず、リャンシャンテンから8mをポン。
その後3sもチーし、打5m。なんとか残り2巡でテンパイを取ることができた。待ちは3mタンキだ。
ここまできたら流局してのテンパイ料の1500点を無事にもらえる形でも嬉しい。
次巡は安牌の發を持ってきて通過。
しかし、最後のツモは、通っていない7pだった。
テンパイは絶対に維持したい。打3mか打7pの選択だ。
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