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井出洋介 オールジャパン、Mリーグについて語る

文・木村由佳 


麻雀人生にひと区切り

 僕・井出洋介は、長年やってきた麻雀人生にひと区切りつけようと思っている。

 麻将連合(まーじゃんれんごう)のμリーグ(ミューリーグ)は、65歳のときにすでに引退して、今は参加していない。そして2025年2月15日に数え年で70歳の「古希(こき)」を迎えるのを機に、プロ選手枠である功労選手をやめる予定だ。

 僕のように、長年麻雀プロをやってきた、いわゆる「旧勢力」に対して、「あなたたちはもういらない」と思っている人はたくさんいるだろう。最近は、Mリーグ一辺倒で、Mリーグの選手がいろいろな面で人気があり、優遇されている。

 そんな中で、僕はこれまで続けてきた競技麻雀について、「こういう部分は残すべきだ」と思うことがたくさんある。そして、Mリーガーをはじめ5団体(日本プロ麻雀連盟・最高位戦日本プロ麻雀協会・日本プロ麻雀協会・RMU・麻将連合)の選手では言いにくいこと、やりにくいことがたくさんあると思う。

 僕は今後、団体に所属しないフリーの立場で、自分が言いたいことを言っていこうと思う。

「オールジャパン麻雀チャンピオンシップ2024」について


 今年の7月に、「オールジャパン麻雀チャンピオンシップ」というイベントが開催される予定だ。

そのポスターでは、上のほうに12人の麻雀プロの写真が、大きく名前付きで載っている。その下に、その他の麻雀プロの写真だけが並んでいる。

主催は、東京都麻雀業協同組合。僕は高橋常幸さんにお願いされて出ることにしたけれど、このポスターはいかがなものか。

 

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