根拠ある戦術で戦え(文・堀内正人)
フリーデビューは高校卒業直後
僕がフリー雀荘に初めて行ったのは、高校(仙台育英高校)を卒業した翌日です。中学時代からの友人と一緒に、自転車で30分かけて、仙台の長町駅前のフリーに行きました。
店に入ると、麻雀の卓が4卓あり(あとでわかったことですが、そのうち1卓は故障していました)、1卓はお客さん4人で打っていました。立ち番の店員が1人いて、もう1人の店員は待ち席のソファに座っていました。
早速、店員2人と私たちで新しい卓が立ちました。すると、店員2人は先ヅモをする人たちでした。東1局、友人がいきなり店員に16000放銃。私は「やばいところに来てしまった」と思いました。
それでも半荘数回を打ち、私は負けずに帰りました。それから、私の雀荘通いが始まりました。
約1か月、毎日のようにその店に通って、大勝ちしました。「麻雀ってこんなに簡単なゲームなんだ」という気になっていたらその後負け続け、2週間でその勝ち分はきれいになくなりました。
行きつけの店の店員に
4月からは公務員になるための専門学校に進学しましたが、麻雀が打ちたくて仕方がないので、その店でアルバイトをすることにしました。時給は650円で、ゲーム代のバックはなしです。
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