見出し画像

輪島のプロ雀士③「すごい」駅員の仕事紹介【庄田ボーイ】


駅員はすごいのか?

「前職はなにをやられていたんですか?」
社会人になればそう聞かれる事は多々あるのではないだろうか。
「駅員をやってました」
「駅員さんですか!凄いですね!」
駅員と言うと8割くらいの人が「凄い」という。

恐らく、一流企業であったり、高収入であったり
そういう事を思う人が多いのではないだろうか。

「電車の運転士やられてたんですか?」

次の質問はだいたいこれだ。
駅員=電車の運転士や車掌に繋がってしまうのも無理はないと思うが、そうではない。

駅員は駅員で運転士は運転士なのだ。

簡単に言うと「駅員」は各駅の改札窓口に立っている人や駅のホームで列車監視をしている人の事である。

各鉄道会社によっては例外もあるかもしれないが
僕の会社では入社すると最初は全員「駅員」から始まる。

あまり詳しく書く事はできないが、入社して2年経つと、全社員に「ステップアップ試験」が行われる。

国語や数学などではなく、鉄道の知識やお客様対応でよくある、例えばsuicaが何らかの理由でエラーを起こし改札に入る事ができない、このエラーの場合はどう処理するのが正しいか?など簡単な問題から複雑な問題まで出てくる。

それに合格すると駅員①から駅員②になる。
麻雀で言うと段位が上がるようなものだ。
更に1年後、合格した者は駅員③の試験を受ける

それも合格するとその1年後に車掌になる試験が待っている。

駅員②になると月給のベースが5000円程UPする。

駅員③になると更に5000円UPする。

車掌の次は運転士。運転士は国家試験を受ける必要がある。
車掌や運転士は月給に「乗務手当」と言うものが発生する。
そこまでくると生活に支障は無くなるだろうか。

僕の夢はあくまでも「麻雀で生きていく」事である。電車が好きな訳でもなければ車掌や運転士に全く興味がないのである。

ここから先は

2,529字 / 1画像
この記事のみ ¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?