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「打牌批判はありがたい。」最強位へ向け、真のキングになるだけ ~石橋伸洋、再起への道【6】
構成・東川亮
石橋伸洋は、10月16日に行われる麻雀最強戦2022「男子プロ王者の帰還」に出場する。かつての最強位が顔をそろえる大会で、石橋もまた「キング」として、復権への情熱を燃やしている。
■気合いは麻雀に関係ない
石橋 麻雀最強戦は、麻雀界の中で一番注目されているタイトルだと思うんですよね。視聴者も多いですし、しかも1日で多くて2戦だけ、2戦目はトップを取らないといけないというルールはすごくシンプルで、分かりやすいと思います。そこでしっかりと結果を出して、勝ちきりたいと思っています。
ただ、気合いが入っているかと言われると、ちょっと違うかなと。
勝ちたい気持ちはもちろん強いんですけど、麻雀中にあまり気合いを入れすぎるのはよくないというか、正直に言うと、正しい選択をするための邪魔になるものかなと思っています。
しいて言うなら、最強戦で結果を出すためにしっかり準備をしていますし、準備のために気合いを入れている、というのはありますかね。
以前の最強戦には団体のタイトルホルダー枠があったんですけど、僕が最高位を獲ったときには、たまたまそれがないタイミングだったんですよね。
その後はずっと呼んでもらえてはいるものの、ファイナルにはまだ1回しか行ったことがないので、今回は8分の1をしっかり勝ちきって、またファイナルに行きたいですね。
思い出としては、前にファイナルに出たときに、近代麻雀で金本実行委員長にボロクソに書かれたことですね(笑)。確かに内容はそこまでよくなかったと思いますので、今回はしっかり勝ち上がってファイナルに出て、金本さんに褒めてもらうのが一つの目標です(笑)。
■打牌批判は気にならない
麻雀プロがメディアに出て対局することが増える中、今では一般の視聴者も気軽に自分の意見を発信できるようになっている。ABEMAのコメント欄への書き込み、SNSでの感想に批判があふれ、場合によっては本人にも直接そうした言葉が寄せられるだろう。それについて石橋は「ありがたいこと」と語る。
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