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最強戦に出たい!太田寛子の人生ピックアップ〜双子と自衛隊受験編(文・太田寛子)


まだまだ無名だけど最強戦に出たい

みなさまこんにちは!
初めましての方ははじめまして!

日本プロ麻雀連盟所属の太田寛子(おおたひろこ)と申します。

この度近代麻雀の最強戦読者投票が始まったということで
少しでも多くの方に私を知ってもらおう! ということでnoteを書かせて頂く運びになりました。(エントリーナンバーは【16番】です)

知名度もまだまだでリーグも下位ですが、
情熱だけは誰よりも持っている自信があります!

今回はそんな私の、麻雀プロになる前の昔話を聞いて頂こうと思います。

分身の双子

まず我が家は父、母、姉、そして双子の姉と私の5人家族でした。

①どちらがヒロコか考えながら読み進めてください。正解は記事の最後で発表します。

学校の同級生にも双子はいましたが、私たちはその子たちと比べても仲が良かったと思います。
小、中学校の同じ部活、高校も同じ公立校に通い部活も一緒(すぐ辞めたけど軽音部)、バイトも一緒(牛丼屋さん)でした。

顔はかなり似ていて、同級生や先生に間違われることは日常茶飯事でした。

②七五三

二人とも目立ちたがりで小学生の頃は二人とも応援団長、中学校では合唱コンクールで指揮者、高校時代は文化祭で一緒にのど自慢大会に出たりもしました。

大人になってからの話ですが、家族の夢を見て母に電話でその話をしたところ
「ドッキリ仕掛けようとしてる?」と言われた事です。
どうやら全く同じ内容を、数分前に双子の姉からの電話で聞いたそうです。

同じ日に、同じ内容の夢を見て、そしてほぼ同時に母に電話をする。

これは流石に自分たちでもびっくりしました!

双子と自衛隊受験

双子以外の家族は父は朝からゴルフか、昼から飲みに行く事がほとんど。
母は仕事かパチンコ。
3つ上の姉は社会人1年目。
私と双子はバイト代は毎月半分以上を母親に渡すような状況だったものの、
仲が良く明るい家庭でした。

③髪型も似ていました

そんな状況の中、高校3年生で2人共が大学に行くお金はない事は明らかだったので、
母方の叔父に進路を相談したところ、「大学に行くお金がないなら航空自衛隊の試験を受けなさい」と言われ、
言われた通りに受験をする事に。
(叔父も元自衛隊員でパイロットでした)

ちなみに、好きな食べ物や趣味は似ていたものの、双子は学年1位の成績を取るくらい優秀で、宿題も早いうちに終わらせるしっかり者の真面目な性格だったため、しっかり勉強して試験を受けていました。

それに対して私は、いつも試験前は双子に勉強を教えてもらっているようなタイプでした。

その上受験すると言ったものの、絶っっっ対に自衛隊には行きたくなかったので全く勉強をせずに臨みました。

④これは小学生のころ

私たちが受けたのは、一般曹候補生課程(航空)。
航空自衛隊は陸、海と比べて人気で
その課程は「曹」になれるのが確実ということで、(曹=正社員みたいなイメージです)
当時の倍率はなんと63倍だったそうです。

この一般曹候補生課程は18〜33歳未満の日本国籍の者を対象としているので、スーツ姿の社会人の方も多かった記憶があります。

筆記試験、面接と試験を受け1ヶ月後、
ドキドキの結果発表…。

私の番号を探すと………………

もちろんない。

双子の番号を探す……………………

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