井出洋介プロ・仲田加南プロ対談第8回 ヤミテンの手作りを楽しみたい
勝ってるオヤならリーチせず守備力で勝ち切る
井出 ここまでお話してきて、仲田さんとは考えていることがかなり似ているようですね。
仲田 そうですね。ただ、自分がオヤの時の打ち方が、井出さんと少し違うような気がします。私の方が乱暴というか、オヤのリーチが多くなると思います。
井出 「オヤにつきリーチ」というやつですね。
仲田 「オヤにつき」のときは、ヤミテンかリーチかをまだ迷っています。
井出 僕の場合は「負けているオヤにつきリーチ」はあります。勝っているときは、オヤでもリーチに行くことはまずありませんね。負けているオヤのときは、もう最終局面みたいなものだから「ここでリーチか」という場面はあります。勝っているときは、守り切る自信の方が大きい、というのがあります。勝っているオヤはそれ以上大きく加点する必要もないので、ヤミテンにしてアガれる可能性を残します。
序盤ならヤミテンのきく手を目指す
金本 今回思考を聞きたいのはこの局面です。
金本 一人勝ち上がりの南3局です。
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