井出洋介語る27
迷ったらどっちでもいい麻雀も買い物も
今回は、麻雀をしていて思うことをいろいろお話してみようと思う。
麻雀をすることによっていろいろなことがわかるようになったし、僕の考え方も変わってきた。そんな例をいくつか挙げたい。
まず、「迷ったらどっちでもいい」ということ。
これは麻雀に限らず、買い物でも同じだ。
僕は、たとえば妻が買い物で迷っているところを見ると、どちらでもいいから早く決めれば良いと思う。特に2つのどちらかで迷うということは、そもそもどちらも気に入っているのである。大きな差があるのならば迷うことはない。
例えば、リャンメンターツが2つあってどちらかをはずすとき、
二三と⑤⑥なら、手役に関係がなければ⑤⑥を切る。
少しでも端に寄った待ちにするほうが出やすく有利だからだ。
これが二三と②③ならどちらでも同じなのだが、こんなところで長考している人をたまに見かける。それは考えているんじゃなくて単に決断力がないだけだ。そんなところで時間をかけても、確実に正解に辿り着けることなどほとんどない。
選んだほうが失敗だった時はどうするか。そんなものはもう、受け入れるしかない。自分が下手だったのか、運が悪かったのか。
本来あるはずの差が見えてなかったのなら自分が下手だし、本当に差がなかったのなら運が悪かったのだ。すべて受け入れるしかない。
このように考えたほうが、後が楽だ。買い物で迷った時も、「迷う時点でどちらでも同じ」と思うと時間を無駄にしなくて済むだろう。
起こったことを対局中に悔やまない
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