マイナス1200からの復活へチーム雷電・高柳監督のMリーグ奮闘記2
構成・黒木真生
麻雀を見つめ直すきっかけになれば
金本:SNSでは雷電ってぜんぜん練習してないと言われてますが。
高柳:いやいや、練習してますよ。落合だって新庄だって、ああ見えて陰でメチャクチャ練習してたんですよ。
金本:練習はしてるけどアピールしてないってことですね。
高柳:プロが練習するのは当たり前だし、それを敢えてアピールはしないですね。当然、個々人それぞれの練習方法はありますし、時間が合う時は4人で集まっての練習会もやっています。
金本:監督が厳しく言ったりするんですか?
高柳:厳しくは言いませんが昨年の試合データの検証もしつつ「リーチとヤミテンの使い分け、メンゼンと鳴きの使い分けをもう少し考えてみては?」など、見ていて思ったことは言うようにしています。あとは長年のサラリーマン経験で豊富に培った人読みとか(笑)
金本:でも相手はタイトル獲ったりしているトッププロじゃないですか。監督よりも麻雀強い人たちによく言えますね?
高柳:金本さんもズバズバと来ますねー
金本:それが仕事なんで。
高柳:僕も同じく、仕事ですから。もちろん皆一流のプロなので、僕なんかが言うことは「言われなくても分かってますよ!」ということばかりだと思うんです。でも、実践するかは別として、改めて誰かから言われることで「まあでも、ちょっと考えてみるか」と、自分の麻雀を見つめ直すきっかけになればいいなと思って言ってます。シーズン中はブレたら困るので、あまり言わないようにしていますが、オフの今こそ、そういう機会は作りたいと思ってやっているんですよ。
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