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【無料記事】私が5ピンを鳴かなかった理由【文・てまち】

Xを眺めていたら金本実行委員長のXをふと目にした。

この画像を見て鋭い人は気づくだろう。なぜ前巡に上家の5pを鳴いて聴牌をとらなかったのかと?このことについて当時者の私から説明したい。

これは5巡目に私が山から牌をツモる時の映像である。私がツモる白ががっつり他家に見えてしまっている事がお分かりだろうか。
ほどなくして白を自分の手牌に入れた時に自分がおかしてしまった過ちの重大さに気づく。自分の手牌に役牌の白が組み込まれている事が皆にばれてしまったのだ。なので6巡目に上家から切られた5pをチーして4sを切った場合白バックは相当警戒されてしまう。子供である両脇に白が流れてしまったら次局以降の決着に持ち込むために最後まで白は絞られてしまうと判断した。そのため、上家から出た5pは鳴かず、白に頼らなくてもあがれるように6巡目は2pを切って門前両面聴牌を目指すことにした。

その結果、直後に白をツモり裏目を引く形となってしまい、その後親に先制を許し数巡後1300Allの和了りを許してしまった。

自分の反省

対局直後は大事な場面で重大なミスをおかした自分を物凄く責めたくなった。ただし山から慌てて取りに行ったという訳でもなく、当時としてはこのミスを防ぐことはかなり難しかったのではないかと思い直した。今後はもちろん山から牌をツモる際は今まで以上に細心の注意を払うつもりである。

見せ牌問題について

実はここからが本題である。今回のケースは私が自ら牌をこぼしたことによるものであり自己責任として処理することが出来た。問題は他家が誤って山にある自分の白をこぼしてしまうケースである。
仮に子であるXさんが私がツモる白をこぼしたとする。見せ牌1枚は何のペナルティもないのでXさんは何の被害も受けないが手牌に白が組み込まれている事が皆に知れ渡ってしまった私は1人だけ致命傷を負うことになる。5巡目に私が渋々5pを両面チーして白バックの聴牌をとったとしよう。数巡後Xさんの所に白がやってきた。白はXさんの手牌には要らない不要牌である。Xさんは白を見なかったことにして切るべきなのかそれとも自分が勝つために絞るべきなのか?白がやってきた所がもう一人の子であるYさんの場合はどうか?Yさんは別に牌をこぼしたわけでもなく何の落ち度もない。Yさんは白をそのまま切るべきなのかそれとも絞るべきなのか?
正直私にはどちらのケースもどうしたらよいか分からない。

個人的な結論

見せ牌問題は自己責任で片付けられないケースも十分考えられる。見せ牌が起きてしまうこと自体よろしくないことであり、山を二段ではなく一段にするなど極力見せ牌が起きないような仕組み作りが今後は必要なのではないか?全国の麻雀卓の仕様をいきなり変更することは大変であるが是非検討してほしい。
山部アマチュア最強位、最強戦Final頑張って下さい💪。

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