最強位への夢は100点差で消えた【文・浅井裕介】
勝負事には負け方というものがある。
以前は何の手も組めずド箱ラスを引こうが、惜しくも100点足らずだろうが同じだと思っていた。
間違ってはいない、次のステージに進めないのは同じだ。
しかしここ数年で違う視点もあることに気付いた。
見てくれる人・応援してくれる人がいれば、増えれば増えるほど同じ負けでも残る印象は違うのだ。
良い負け方をするために勝率を下げる選択を取ることは私にはできない。
しかし勝つためにやり切ったうえで負けるなら、最後までドキドキしてもらえる展開がいいなと考え方が変わってきたのだ。
だからと言ってこんな負け方したい訳ないだろうが!!!!!!
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