まつかよノート第8回 瑞原明奈編
この記事は近代麻雀6月1日発売号に掲載されます。
【トッププロの思考をお届け】
ーこの連載はMリーグで開催初年から選手を最も近い場所でインタビューし続けるレポーター・松本圭世(まつもとかよ・通称まつかよ)が選手との会話を通して学び、自身の麻雀力をアップしていく! という企画である。今回のピックアップ局は・・・?
メモ
T1①
瑞原、テンパイ一番乗りで少考、ナゼ?
Mリーグロスのみなさんこんにちは。
オフシーズンの間に婚活をしようと企んでいるがなぜか毎年流局続きでおなじみのまつかよです。
『ふっとした選択でとてつもなく後悔した経験があるたびこうなっていきます』
ある日、こんなことを言ったMリーガーがいた。
オフシーズンのまつかよ脳だと婚活の話かと思ってしまうがもちろん違う。
今シーズンのMVPを獲得したU-NEXTPirates瑞原明奈選手(以後瑞原)が試合後にこぼした一言だ。
Mリーグ2021-22
1月31日(月) 第一試合
東1局 1本場 14巡目 北家
22344555678s45m ツモ2s
3sか4sを切れば3-6mテンパイというところで瑞原の手が止まった。
他家からリーチが入っているわけではなく仕掛けも入っていない。
まつかよレベルの雀力だとこういった複合系になると本当にテンパイしているのか確認が必要なため時間が必要だが(私はメンツを一つずつ数えないと不安である)、Mリーガーに限ってそれはあり得ない。
まつかよ「あの時間、一体何を考えていたんですか?」
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