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小林剛が語る「なぜ5sを残さなかったか」

聞き手・青森りんこ

10月31日1戦目。
小林剛プロの打牌に対し、様々な意見が飛び交った。

オーラス2本場 北家 4巡目
123555r699m5589s ツモ4s

 ここから打5s

「なんで5s切りなんだろう?」
6mじゃないの?」
「チンイツを見てたのかな」

確かに、単純なテンパイチャンスだと6m切りの方が広い。
ここで5sを切ると、5s9mが暗刻になった時のテンパイを逃してしまう。

トップとの点差は7900点差。供託が2本出ているため、実質5900点差の状況だ。
1000-2000ツモだと届かず、1300-2600ツモ、もしくは6400の出アガリが必要になる。
6mを切り、9m5sを暗刻にしてペン7sをツモると1300-2600の条件を満たす。

この時、小林剛プロはどのような思考で5sを切ったのか。
実際にお話を伺ってみた。

■2・3着が競っていてリーチ棒がとても重い局面なので、アガリやすさを重視

オーラスでトップが見える局面だと、トップに固執する人も多いのですが、この時は2着・3着も競っていました。

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