村上淳独白「家族のため、しがみついてでもMリーグに残りたい」
赤坂ドリブンズはMリーグ2022-23シーズンで7位敗退。同一メンバーで2シーズン連続ファイナル行きを逃したことにより、Mリーグの選手入れ替え規定が適用され、今シーズンオフにメンバーの変更が行われることが確定した。2年連続で不振にあえいだ村上淳は今、何を思うのか。
4月のある日、お話をうかがった。
(構成・東川亮)
■「リーチの声が出なかった」後悔の残る2局
今シーズンのMリーグはもう、最悪でしたね。
自分なりに精いっぱいやったつもりですが、思い返してみると、僕の中で特に「去年までだったら即リーチしていたのにな」という局面が2つあり、それがどちらも結果に影響してしまいました。
一つは、10月10日の試合で、カン6s待ちを即リーチしなかった場面。
イーペーコーになる9sを引いてリーチをかけたのですが、松本さんに押し切られてしまいました。
リーチ後に6sも押してきているので、明確にアガリを逃して親の松本さんの連荘を許したことになります。この試合はそのまま松本さんにトップを取られてしまいました。
もう一つが10月18日の試合で、岡田さんのリーチに対してドラ単騎でテンパイしたのですが、ダマにしてしまった場面です。
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