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輪島のプロ雀士⑥輪島市の中学生集団避難について【庄田ボーイ】

輪島市の中学生が1月17日に集団避難をした。
中学校全3校の約400人のうち250人ほどが最大2ヶ月間輪島市を離れ、同県である白山市の宿泊施設で共同生活を送るそうだ。

高校生になると将来のビジョンであったり、自分という人間を確立して生活する事ができるが、中学生というのは1番難しい時期なのではないだろうか。

いちばんヤンチャしたい年頃でもあるし遊びたい年頃でもある。
恋をするのもこの頃か。
両親とのケンカや家族との思い出も中学生の頃が1番多いような気がする。
そして何より自分自身が
「なにをするのが正しいのか」
分からなくなる年頃でもある。

僕の通っていた輪島の中学校は全校生徒約270人ほど。意外と多いと思う方もいるかもしれないが、輪島には中学校は少なく、高校こそ受験はあるが小中高と一貫しているようなもので、みんながほとんど同じ学校に集まる。

小さなゲーセンや小汚いカラオケ店はあるが、そこで遊んでいると「少年パトロール」という学校の先生とPTAの方々が一緒に地域を見守りするパトロール隊に見つかり補導されてしまう。

たむろするサイゼリヤも無ければスタバもない。
休みの日は釣りをするか、テレビゲームをするか、選択は限られていた。

そこでハマったのが麻雀だった。

学生生活の中で中学生が1番印象深いかもしれない。ヤンチャな友達は学校の窓ガラスを割ったり、ケンカしたり、授業にも出ない。タバコの吸い殻も学校に落ちている。おとなしい同級生ともヤンチャな同級生とも仲の良かった僕はタバコの臭いが制服に染み付き怒られることもあった(僕は至ってまじめだったが)。

好きな子もできた。初恋である。
部活動はテニス部を選択した。
毎日授業終わりに4面あるテニスコートを男子2面、女子2面使って練習していた。

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